ポポロと敵が戦うとき、基本的には敵はポポロの方向を向いています。
しかし、敵が混乱や目潰しなどの状態異常中ですと、
必ずしもポポロの方向を向いているとは限りません。
また、ポポロの勧誘に関する条件に関して、
「敵が現在向いている正面にポポロが立っていると考えた場合、
その敵がその位置にいるポポロを通常攻撃できなければ、
トドメを刺しても仲間にならない」という条件が存在します。
以下では、これらの事象・条件に関して具体例を交えて、
勧誘が可能かどうかを説明したいと思います。
〜 向きと位置に関する勧誘条件 〜
■敵の向きとポポロの位置に関する勧誘条件について
◆部屋中央での勧誘の場合 その1
□□□□□ □□□□□ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
このように敵の周りに何もない状況で、敵が混乱や目潰し状態だったとします。 この場合、敵はポポロの方向を向いているとは限りませんが、 たとえ敵がどのような方向を向いていても勧誘は可能です。 |
◆部屋中央での勧誘の場合 その2 (晶=水晶)
□□□□□ □□晶□□ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
次にこのように、敵の上に水晶が存在したときに、
敵が混乱・目潰し状態だった場合を考えます。 この場合において、敵が上を向いているとしますと、 ポポロが水晶の中にいると考えた場合、その敵はポポロを攻撃できませんので、 この場合はトドメを刺しても絶対に仲間になりません。 上以外を向いていれば勧誘可能です。 |
◆部屋隅での勧誘の場合
■■■■■ ■■■■■ ■□敵□□ ■□ポ□□ ■□□□□ |
次は部屋の隅での勧誘について考えます。 この場合は、敵の左上、上、右上に壁があります。 混乱・目潰し中の敵が壁の方向(左上、上、右上)を向いている場合は仲間になりません。 それ以外の方向ならば勧誘可能です。 |
◆通路での勧誘の場合
■■□□□ ■■□□□ □敵ポ□□ ■■□□□ ■■■■■ |
このような通路において、敵が混乱。目潰し状態だったとします。 敵が左上、上、左下、下を向いている場合、そこは壁ですので、 トドメを刺しても絶対に仲間になりません。 また、右上、右下を向いている場合、壁ではありませんが壁越しです。 この場合も勧誘は不可能です。 つまり敵が、左、または、右を向いている状態でトドメを刺さなければ、 倒しても無駄だということです。 |
◆水路隣接時における勧誘の場合 (△=水路)
△△△△△ △△△△△ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
今度は敵が水路に隣接していた場合を考えます。 そして敵が水路の方向、つまり左上、上、右上を向いていたとします。 敵が水路の方向を向いている場合は勧誘は可能です。 気兼ねなくトドメを刺してください。 |
◆浮遊ゾーンでの勧誘の場合 (▽=空)
▽▽□□□ ▽▽□□□ □敵ポ□□ ▽▽□□□ ▽▽□□□ |
浮遊ゾーンにおいては、陸でも水路でもない、空の部分が存在します。 敵が空の方向を向いている場合はどうなるのでしょうか。 答は「勧誘可能」です。 敵が空の方向を向いている場合でも、仲間になってくれます。 オーメンが仲間になった後、オーメンを使って勧誘を行う場合によく遭遇する状況です。 気兼ねなくトドメを刺してください。 |
◆他の生物の方向を向いている場合
□□□□□ □□□□□ □□敵□□ □□ポ仲□ □□□□□ |
敵が混乱等の理由によりポポロではなく仲間の方向を向いていたとします。
左図ですと、敵が右下の方向を向いている場合に当たります。 この場合においてトドメを刺すと勧誘は可能です。 |
□□□□□ □□□敵□ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
今度は、敵が他の敵の方向を向いていたとします。 左図ですと、中央の敵が右上の方向を向いている場合に当たります。 この場合においても、トドメを刺すと勧誘は可能です。 |
◆石像隣接時における勧誘の場合 (石=石像)
□□□□□ □□石□□ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
敵が石像の方向を向いていた場合を考えます。 左図の場合は、敵が上の方向を向いている場合に当たります。 この場合において、トドメを刺すと勧誘は可能になります。 特に石像が身代わりの石像の場合ですと、敵が状態異常中でなくても石像の方向を向きます。 身代わりの石像を利用して勧誘する場合は、頭に入れておいてください。 |
〜ポポロの位置に関する例外〜
◆ポポロが聖域の巻物の上にいる場合 (ポ=聖域の巻物の上にいる)
□□□□□ □□□□□ □□敵□□ □□ポ□□ □□□□□ |
ポポロが聖域の上にいる場合、普通では敵を倒しても勧誘は不可能です。
しかし、混乱・目潰し状態等の理由により敵が聖域の巻物上のポポロの
方向を向いていない場合は、たとえポポロが聖域の巻物の上にいたと
しても勧誘は可能です。 左図の場合は、敵が下以外の方向を向いていれば勧誘は可能になります。 異世界の迷宮では、聖域の巻物自体を拾うことが少ないですので、まれ にしか出会わない状況ですが、それ以外のダンジョンでガーゴイルを捕獲 するときに使えます。 |
◆ポポロが水路の中にいる場合 (ポ=水路の中にいる)
□□□□□ □□□□□ □□敵□□ △△ポ△△ △△△△△ |
ポポロが通過の指輪や死神の指輪を装備している場合、
水路の中に入ることが出来ます。 この場合は、どんな方向も勧誘は不可能です。 たとえ敵が陸地の方向を向いていても勧誘はできません。 ポポロが聖域の巻物の上にいる場合とは異なりますので注意してください。 |
◆ポポロが壁の中にいる場合 (ポ=壁の中にいる)
□□□□□ □□□□□ □□敵□□ ■■ポ■■ ■■■■■ |
ポポロが死神の指輪を装備している場合は、壁の中に入ることが出来ます。
この場合は、敵が壁やポポロの方向を向いていなければ勧誘は可能です。 左図の場合は、敵が左、左上、上、右上、右を向いていれば勧誘は可能になります。 聖域の巻物の場合と似ていると考えてください。 もっとも、ポポロが壁の中にいる場合は大ダメージを受けるので、 壁の中からの勧誘はやめた方が賢明です。 |
〜敵の種類による例外〜
敵の種類によっては、たとえその敵が壁や壁越しの方向を向いている場合でも、
勧誘が可能になる場合があります。
勧誘が可能になる場合があります。
◆敵がカエル系(スカイフロッグ、ファイヤーケロッグ、デーモントード)モンスターの場合
■■□□□ ■■□□□ □蛙ポ□□ ■■□□□ ■■■■■ |
カエル系のモンスターは壁越しに攻撃できるという特徴を持っています。 そのため、壁越しの方向を向いている場合は勧誘が可能です。 左図の場合ですと、カエル系モンスターが左、右方向を向いている場合に加えて、 右上、右下の方向を向いている場合でも勧誘は可能です。 |
◆敵が幽霊系(幽霊、死神)モンスターの場合
■■□□□ ■■□□□ □幽ポ□□ ■■□□□ ■■■■■ |
幽霊系のモンスターはポポロが壁の中にいようが、壁越しにいようが攻撃が可能です。
そのため、どの方向を向いていようが勧誘が可能です。 左図の場合ですと、幽霊系モンスターがどの方向を向いていようが、 勧誘は可能になります。 |
◆敵が水系モンスターの場合 (ポ=水路の中にいる)
□□□□□ □□□□□ □□水□□ △△ポ△△ △△△△△ |
ポポロが水路中にいる場合は、敵がどんな方向を向いていても勧誘は不可能だと述べました。
ただし、敵が水系モンスターの場合は例外になります。 水系モンスターはポポロが水の中にいる場合でも攻撃可能ですので、 ポポロが水の中にいる場合でも勧誘は可能になります。 |
◆敵が特殊移動をするモンスターの場合 (溶=溶岩魔人)
通常移動とは違い、特殊な移動をするモンスターについて説明します。
具体的には瞬間移動をするキメラ、メイジキメラ、スターキメラ、 ダンスキャロット、マンドラゴラ、ヘルゴースト、メトロゴースト、 ポポロの背後に潜り込む氷河魔人、溶岩魔人がこれにあたります。
モンスターが特殊移動をした場合は、移動を完了したターンにポポロの方向を向いています。 ですから、上図の溶岩魔人の潜り込み移動の例ですと、ポポロのターンの次に溶岩魔人が 壁際に潜り込むわけですが、溶岩魔人は移動完了と同時にポポロの方向を向いてしまいます。
したがって、溶岩魔人は壁の方向を向いていないのでトドメを刺しても勧誘は可能です。
キメラ等が瞬間移動する場合も同様に、瞬間移動を完了した時点でポポロの方向を向きます。 ですから、壁際に瞬間移動しても壁ではなくポポロの方向を向いていますので、 勧誘は可能になります。
重要なのは「敵がポポロの攻撃前に壁際に移動したか」、ではなく、
「敵がポポロの攻撃前に壁の方向を向いていないかどうか」、です。
具体的には瞬間移動をするキメラ、メイジキメラ、スターキメラ、 ダンスキャロット、マンドラゴラ、ヘルゴースト、メトロゴースト、 ポポロの背後に潜り込む氷河魔人、溶岩魔人がこれにあたります。
■■■■■ □□□□□ □□ポ□□ □□溶□□ □□□□□ |
→ | ■■■■■ □□溶□□ □□ポ□□ □□□□□ □□□□□ | ※溶岩魔人は左図のように、ポポロのみに隣接している場合は潜り込みを行いませんが、 説明の都合上、ここでは潜り込むとして説明しています。ご了承ください。 |
モンスターが特殊移動をした場合は、移動を完了したターンにポポロの方向を向いています。 ですから、上図の溶岩魔人の潜り込み移動の例ですと、ポポロのターンの次に溶岩魔人が 壁際に潜り込むわけですが、溶岩魔人は移動完了と同時にポポロの方向を向いてしまいます。
したがって、溶岩魔人は壁の方向を向いていないのでトドメを刺しても勧誘は可能です。
キメラ等が瞬間移動する場合も同様に、瞬間移動を完了した時点でポポロの方向を向きます。 ですから、壁際に瞬間移動しても壁ではなくポポロの方向を向いていますので、 勧誘は可能になります。
重要なのは「敵がポポロの攻撃前に壁際に移動したか」、ではなく、
「敵がポポロの攻撃前に壁の方向を向いていないかどうか」、です。
〜敵の状態異常に関する考察〜
今までは、敵が混乱や目潰し状態の場合について考えました。
もうひとつ、気になる状態異常として敵が踊っている場合があります。
敵が踊っている場合は、グラフィックではグルグル回っていますが、
向きとしては、攻撃される対象を向いていると見なされます。
つまり、ポポロが攻撃すると、敵はポポロの方向を向いていると見なされますので、
気兼ねなくトドメを刺せます。
また、混乱・目潰し・踊り状態は重なることがあります。
以下では状態異常が重なった場合について解説をします。
もうひとつ、気になる状態異常として敵が踊っている場合があります。
敵が踊っている場合は、グラフィックではグルグル回っていますが、
向きとしては、攻撃される対象を向いていると見なされます。
つまり、ポポロが攻撃すると、敵はポポロの方向を向いていると見なされますので、
気兼ねなくトドメを刺せます。
また、混乱・目潰し・踊り状態は重なることがあります。
以下では状態異常が重なった場合について解説をします。
◆踊り状態と混乱が重なった場合
敵は回転をしなくなり、敵は混乱状態と同じ行動をとります。
つまり、混乱状態と同じ条件で仲間になります。
つまり、混乱状態と同じ条件で仲間になります。
◆踊り状態に目潰しが重なった場合
踊り状態と混乱が重なった場合と同様です。
敵は目潰し状態と同じ行動をとるので、目潰し状態と同じ条件で仲間になります。
敵は目潰し状態と同じ行動をとるので、目潰し状態と同じ条件で仲間になります。
◆踊り、混乱、目潰しが重なった場合
最初に混乱と目潰しが重なった場合について解説します。
混乱と目潰しが重なると、混乱状態と同じ行動をとります。
混乱状態は数ターンすると解除、目潰し状態はかなり長いターン持続しますので、
数ターン後に混乱が解除した後に、目潰し状態が継続することになります。
また、混乱、目潰しに加えて踊り状態が重なりますと、
やはり混乱状態と同じ行動をとります。
したがって、3状態が重なった場合の勧誘条件は混乱状態のときと同様になります。
混乱と目潰しが重なると、混乱状態と同じ行動をとります。
混乱状態は数ターンすると解除、目潰し状態はかなり長いターン持続しますので、
数ターン後に混乱が解除した後に、目潰し状態が継続することになります。
また、混乱、目潰しに加えて踊り状態が重なりますと、
やはり混乱状態と同じ行動をとります。
したがって、3状態が重なった場合の勧誘条件は混乱状態のときと同様になります。
◆眠り状態に関する補足
ラリホーすると、どの状態でも(重なっていても)眠ってしまいます。
このとき、敵が壁などの方向を向いた状態で寝てしまうと、決して仲間になりません。
このとき、敵が壁などの方向を向いた状態で寝てしまうと、決して仲間になりません。
執筆者:ATAYU さん