巻末付録:用語集 (Glossary)
このサイトで使われている主な英語の文法用語やキーワードをまとめました。 復習や確認に役立ててください。英語の用語をクリックすると音声で読み上げます。
- Active (Voice) (アクティヴ ヴォイス)
- 能動態。(主語が)~するという、動作をする側を表す形。対義語は Passive。
- Adjective (アジェクティヴ)
- 形容詞。名詞の性質や状態などを説明する言葉 (例: beautiful, tall)。
- Adjective Usage (アジェクティヴ ユースィッジ)
- 形容詞的用法。to不定詞が直前の名詞を修飾し、「~するための」「~すべき」といった意味を表す使い方。
- Adverb (アドヴァーブ)
- 副詞。動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾し、時・場所・様態・程度・理由などを表す言葉 (例: quickly, very, here)。
- Adverb Usage (アドヴァーブ ユースィッジ)
- 副詞的用法。to不定詞が副詞のように働き、目的・結果・感情の原因・判断の根拠などを表す使い方。
- Alternative Expression (オルターナティヴ エクスプレッション)
- 代わりの表現、別の言い方。
- Bare Infinitive (ベア インフィニティヴ)
- 原形不定詞。to を伴わない動詞の原形。使役動詞や知覚動詞の後などで使われる。
- Basis of Judgment (ベイシス オヴ ジャッジメント)
- 判断の根拠。副詞的用法の一つで、「~するとは」「~するなんて」と訳され、話者の判断の理由を示す。
- be to Infinitive (ビートゥ インフィニティヴ)
- be動詞 + to不定詞 の形。予定・義務・可能・運命・意図などの意味を表す。
- Causative Verb (コーザティヴ ヴァーブ)
- 使役動詞。make, have, let など、目的語に何かを「させる」動詞。O の後には原形不定詞が続く。
- Cause of Emotion (コーズ オヴ エモーション)
- 感情の原因。副詞的用法の一つで、「~して」「~なので」と訳され、感情の理由を示す。
- Complement (コンプリメント)
- 補語。主語(S)や目的語(O)を説明する語句。SVCのC(主格補語)、SVOCのC(目的格補語)がある。to不定詞の名詞的用法は主格補語になることがある (My dream is to be a pilot.)。
- Formal Object (フォーマル オブジェクト)
- 形式目的語。長いto不定詞句などが真の目的語の場合、代わりに it を目的語の位置に置く。主に SVOC の文型で使われる (例: find it easy to do)。
- Formal Subject (フォーマル サブジェクト)
- 形式主語。長いto不定詞句などが真の主語の場合、代わりに it を文頭に置く (例: It is fun to play.)。
- Gerund (ジェランド)
- 動名詞。動詞の -ing形 で、「~すること」という意味の名詞の働きをする。
- Idiomatic Expression (イディオマティック エクスプレッション)
- 慣用表現、イディオム。複数の語が結びついて特定の意味を持つ決まった言い回し。
- Infinitive (インフィニティヴ)
- 不定詞。動詞の原形を元に、名詞・形容詞・副詞の働きをする形。通常は to を伴う (to不定詞)。
- Infinitive Marker (インフィニティヴ マーカー)
- 不定詞マーカー。不定詞を作る to のこと。前置詞の to と区別される。
- Interrogative (インターロガティヴ)
- 疑問詞。what, when, where, why, who, how など、疑問を表す語。
- Meaningful Subject (ミーニングフル サブジェクト)
- 意味上の主語。to不定詞の動作を実際に行う人や物を指す。通常、文の主語と一致するが、異なる場合は for A や of A で示されることがある。
- Modal Verb (モーダル ヴァーブ)
- 法助動詞。can, will, may, must, should など、話し手の判断や気持ちなどを表す助動詞。
- Negative Form (ネガティヴ フォーム)
- 否定形。to不定詞の否定は、not や never を to の直前に置く (例: not to do)。
- Noun (ナウン)
- 名詞。人、物、場所、概念などを表す言葉 (例: book, Tom, happiness)。
- Noun Usage (ナウン ユースィッジ)
- 名詞的用法。to不定詞が名詞のように働き、「~すること」という意味で文の主語・目的語・補語になる使い方。
- Nuance (ニュアンス)
- ニュアンス。言葉の持つ微妙な意味合いや語感。
- Object (オブジェクト)
- 目的語。動詞の動作の対象となる語句。SVO, SVOCのO。to不定詞の名詞的用法は目的語になることがある (例: I want to swim.)。
- Original Form (オリジナル フォーム)
- 原形。(動詞の)元の形。s, ed, ingなどが付いていない形。不定詞で使われる。
- Passive (Voice) (パッシヴ ヴォイス)
- 受動態。(主語が)~されるという、動作を受ける側を表す形。対義語は Active。
- Passive Infinitive (パッシヴ インフィニティヴ)
- 受動態の不定詞。形は to be + 過去分詞。「~されること」という意味を表す。
- Past Participle (パスト パーティシプル)
- 過去分詞。動詞の活用の3番目の形 (例: seen, taken, studied)。完了形や受動態、完了不定詞、受動態の不定詞などで使われる。
- Perception Verb / Verb of Perception (パーセプション ヴァーブ)
- 知覚動詞。see, hear, feel など、五感による知覚を表す動詞。O の後には原形不定詞または -ing形 が続く。
- Perfect Infinitive (パーフェクト インフィニティヴ)
- 完了不定詞。形は to have + 過去分詞。文の主動詞よりも前の時を表す。「~したこと」という意味。
- Preposition (プレポジション)
- 前置詞。名詞や代名詞の前に置かれ、場所・時・方向などを示す語 (例: in, on, at, for, with, to)。前置詞の to は不定詞の to と区別が必要。
- Present Participle (プレゼント パーティシプル)
- 現在分詞。動詞の -ing形。進行形や、形容詞的用法 (例: a sleeping baby)、分詞構文などで使われる。進行形の不定詞 (to be -ing) でも使われる。
- Progressive Infinitive (プログレッシヴ インフィニティヴ)
- 進行形の不定詞。形は to be + 現在分詞(-ing形)。主動詞の時点で「~していること」という進行中の動作を表す。
- Purpose (パーパス)
- 目的。副詞的用法の一つで、「~するために」という意味を表す。
- Split Infinitive (スプリット インフィニティヴ)
- 分離不定詞。to と動詞の原形の間に副詞などが挿入された形 (例: to really understand)。
- Subject (サブジェクト)
- 主語。文の主体となる語句。文の最初に置かれることが多い。to不定詞の名詞的用法は主語になることがある (例: To learn is fun.)。
- that-clause (ザット クローズ)
- that節。接続詞 that が導く「主語 + 動詞」を含む節。名詞節や副詞節として機能し、to不定詞構文と言い換えられることがある。
- Verb (ヴァーブ)
- 動詞。動作や状態を表す言葉 (例: run, study, be, seem)。