to不定詞マスターへの道

巻末付録:用語集 (Glossary)

このサイトで使われている主な英語の文法用語やキーワードをまとめました。 復習や確認に役立ててください。英語の用語をクリックすると音声で読み上げます。

Active (Voice) (アクティヴ ヴォイス)
能動態。(主語が)~するという、動作をする側を表す形。対義語は Passive。
関連: 2-3 受動態の不定詞
Adjective (アジェクティヴ)
形容詞。名詞の性質や状態などを説明する言葉 (例: beautiful, tall)。
関連: 1-3 形容詞的用法
Adjective Usage (アジェクティヴ ユースィッジ)
形容詞的用法。to不定詞が直前の名詞を修飾し、「~するための」「~すべき」といった意味を表す使い方。
Adverb (アドヴァーブ)
副詞。動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾し、時・場所・様態・程度・理由などを表す言葉 (例: quickly, very, here)。
関連: 1-4 副詞的用法(目的), 1-5 副詞的用法(感情の原因), 1-6 副詞的用法(判断の根拠)
Adverb Usage (アドヴァーブ ユースィッジ)
副詞的用法。to不定詞が副詞のように働き、目的・結果・感情の原因・判断の根拠などを表す使い方。
Alternative Expression (オルターナティヴ エクスプレッション)
代わりの表現、別の言い方。
関連: 3-5 他の表現との比較
Bare Infinitive (ベア インフィニティヴ)
原形不定詞。to を伴わない動詞の原形。使役動詞や知覚動詞の後などで使われる。
関連: 3-1 原形不定詞
Basis of Judgment (ベイシス オヴ ジャッジメント)
判断の根拠。副詞的用法の一つで、「~するとは」「~するなんて」と訳され、話者の判断の理由を示す。
関連: 1-6 副詞的用法(判断の根拠)
be to Infinitive (ビートゥ インフィニティヴ)
be動詞 + to不定詞 の形。予定・義務・可能・運命・意図などの意味を表す。
関連: 2-5 be to不定詞
Causative Verb (コーザティヴ ヴァーブ)
使役動詞。make, have, let など、目的語に何かを「させる」動詞。O の後には原形不定詞が続く。
関連: 3-1 原形不定詞
Cause of Emotion (コーズ オヴ エモーション)
感情の原因。副詞的用法の一つで、「~して」「~なので」と訳され、感情の理由を示す。
関連: 1-5 副詞的用法(感情の原因)
Complement (コンプリメント)
補語。主語(S)や目的語(O)を説明する語句。SVCのC(主格補語)、SVOCのC(目的格補語)がある。to不定詞の名詞的用法は主格補語になることがある (My dream is to be a pilot.)。
関連: 1-2 名詞的用法
Formal Object (フォーマル オブジェクト)
形式目的語。長いto不定詞句などが真の目的語の場合、代わりに it を目的語の位置に置く。主に SVOC の文型で使われる (例: find it easy to do)。
関連: 2-6 形式主語・形式目的語のit
Formal Subject (フォーマル サブジェクト)
形式主語。長いto不定詞句などが真の主語の場合、代わりに it を文頭に置く (例: It is fun to play.)。
関連: 2-6 形式主語・形式目的語のit
Gerund (ジェランド)
動名詞。動詞の -ing形 で、「~すること」という意味の名詞の働きをする。
関連: 1-8 to不定詞 vs 動名詞①, 2-8 to不定詞 vs 動名詞②
Idiomatic Expression (イディオマティック エクスプレッション)
慣用表現、イディオム。複数の語が結びついて特定の意味を持つ決まった言い回し。
関連: 3-2 to不定詞の慣用表現
Infinitive (インフィニティヴ)
不定詞。動詞の原形を元に、名詞・形容詞・副詞の働きをする形。通常は to を伴う (to不定詞)。
Infinitive Marker (インフィニティヴ マーカー)
不定詞マーカー。不定詞を作る to のこと。前置詞の to と区別される。
関連: 3-4 不定詞のto vs 前置詞のto
Interrogative (インターロガティヴ)
疑問詞。what, when, where, why, who, how など、疑問を表す語。
関連: 1-7 疑問詞 + to不定詞
Meaningful Subject (ミーニングフル サブジェクト)
意味上の主語。to不定詞の動作を実際に行う人や物を指す。通常、文の主語と一致するが、異なる場合は for A や of A で示されることがある。
関連: 2-1 to不定詞の意味上の主語
Modal Verb (モーダル ヴァーブ)
法助動詞。can, will, may, must, should など、話し手の判断や気持ちなどを表す助動詞。
関連: 3-5 他の表現との比較
Negative Form (ネガティヴ フォーム)
否定形。to不定詞の否定は、not や never を to の直前に置く (例: not to do)。
関連: 2-7 to不定詞の否定
Noun (ナウン)
名詞。人、物、場所、概念などを表す言葉 (例: book, Tom, happiness)。
関連: 1-2 名詞的用法
Noun Usage (ナウン ユースィッジ)
名詞的用法。to不定詞が名詞のように働き、「~すること」という意味で文の主語・目的語・補語になる使い方。
Nuance (ニュアンス)
ニュアンス。言葉の持つ微妙な意味合いや語感。
関連: 3-5 他の表現との比較
Object (オブジェクト)
目的語。動詞の動作の対象となる語句。SVO, SVOCのO。to不定詞の名詞的用法は目的語になることがある (例: I want to swim.)。
関連: 1-2 名詞的用法
Original Form (オリジナル フォーム)
原形。(動詞の)元の形。s, ed, ingなどが付いていない形。不定詞で使われる。
関連: 1-1 to不定詞って何?
Passive (Voice) (パッシヴ ヴォイス)
受動態。(主語が)~されるという、動作を受ける側を表す形。対義語は Active。
関連: 2-3 受動態の不定詞
Passive Infinitive (パッシヴ インフィニティヴ)
受動態の不定詞。形は to be + 過去分詞。「~されること」という意味を表す。
関連: 2-3 受動態の不定詞
Past Participle (パスト パーティシプル)
過去分詞。動詞の活用の3番目の形 (例: seen, taken, studied)。完了形や受動態、完了不定詞、受動態の不定詞などで使われる。
関連: 2-2 完了不定詞, 2-3 受動態の不定詞
Perception Verb / Verb of Perception (パーセプション ヴァーブ)
知覚動詞。see, hear, feel など、五感による知覚を表す動詞。O の後には原形不定詞または -ing形 が続く。
関連: 3-1 原形不定詞
Perfect Infinitive (パーフェクト インフィニティヴ)
完了不定詞。形は to have + 過去分詞。文の主動詞よりも前の時を表す。「~したこと」という意味。
関連: 2-2 完了不定詞
Preposition (プレポジション)
前置詞。名詞や代名詞の前に置かれ、場所・時・方向などを示す語 (例: in, on, at, for, with, to)。前置詞の to は不定詞の to と区別が必要。
関連: 3-4 不定詞のto vs 前置詞のto
Present Participle (プレゼント パーティシプル)
現在分詞。動詞の -ing形。進行形や、形容詞的用法 (例: a sleeping baby)、分詞構文などで使われる。進行形の不定詞 (to be -ing) でも使われる。
関連: 2-4 進行形の不定詞, 3-1 原形不定詞 (知覚動詞)
Progressive Infinitive (プログレッシヴ インフィニティヴ)
進行形の不定詞。形は to be + 現在分詞(-ing形)。主動詞の時点で「~していること」という進行中の動作を表す。
関連: 2-4 進行形の不定詞
Purpose (パーパス)
目的。副詞的用法の一つで、「~するために」という意味を表す。
関連: 1-4 副詞的用法(目的)
Split Infinitive (スプリット インフィニティヴ)
分離不定詞。to と動詞の原形の間に副詞などが挿入された形 (例: to really understand)。
関連: 3-3 分離不定詞
Subject (サブジェクト)
主語。文の主体となる語句。文の最初に置かれることが多い。to不定詞の名詞的用法は主語になることがある (例: To learn is fun.)。
関連: 1-2 名詞的用法
that-clause (ザット クローズ)
that節。接続詞 that が導く「主語 + 動詞」を含む節。名詞節や副詞節として機能し、to不定詞構文と言い換えられることがある。
関連: 3-5 他の表現との比較
Verb (ヴァーブ)
動詞。動作や状態を表す言葉 (例: run, study, be, seem)。