投げたアイテムが床に落ちた場合、優先図に従ってその場所が決定しますが、
床の種類によって、アイテムが落ちると判定される場所、
落ちないと判定される場所に分類されます。
それらを以下に列挙してみます。
落ちる場所 |
落ちる状況 |
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通常の床 トゲトゲ床 ツルツル床 |
アイテムは落ち、その後拾うことが出来る。 |
罠 |
アイテムは落ち、同時にその罠が作動する。
落ちたアイテムは優先図に従って再配置される。 |
水路 |
アイテムは落ちるが、その後拾うことが出来ない。
落ちたアイテムを拾うには、引き寄せの巻物などの
アイテムが必要。
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空路 |
アイテムは落ちるが、そのアイテムはその場で消滅
してしまう。 |
壁 その他のアイテム |
ここにアイテムは落ちない。 |
アイテムを敷き詰めて敵を罠にかけようとする場合、
特に水路の存在には注意しておいてください。
下手をすると、敵を罠にかけられなかった上に、
水路に落ちたアイテムを取り戻すのに一苦労します。
■■■■■△■■■
■□□□○○○□■
□□□□敵○主□■
■□□□□□□□■
■□□□□□□□■
■□□□□□□階■
■■■■■■■■■
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このような状況で左上に向かってアイテムを投げた場合、
優先図の2の位置に当たる、水路に落ちます。
8の位置にある睡眠ガスの上ではないので注意してください。
○…敷き詰めたアイテム
△…水路
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また、1〜25の位置にアイテムが落ちるスペースがあっても、
壁の存在によってアイテムが落ちない場合があります。
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
主→□□□■□■■
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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左図のように、完全に壁に仕切られた通路に向かって
アイテムを投げ続けたとします。
すると…
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▽
□□□□□■□■■
□□○○○■×■■
□□○○○■×■■
主→○○○■×■■
□□○○○■×■■
□□○○○■×■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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左図の○の位置にはアイテムが落ちますが、
壁をまたぐ×の位置にはアイテムが落ちません。
アイテムは壁を越えて落ちることが出来ないようです。
○…床に落ちたアイテム
×…アイテムが落ちなかった位置
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さらに特殊な場合もあります。
□□□□□■■■■
□□□□□■■■■
□□□□□□□□□
□□□□□■■■■
主→□□□■■■■
□□□□□■■■■
□□□□□■■■■
■■■■■■■■■
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左図のような位置関係で、主人公が右に向かって
アイテムを投げ続けたとします。
すると…
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▽
□□□□□■■■■
□□□□□■■■■
□□○○○○×□□
□□○○○■■■■
主→○○○■■■■
□□○○○■■■■
□□○○○■■■■
■■■■■■■■■
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左図の○の位置にはアイテムが落ちますが、
優先図の14に当たる×の位置にはアイテムが落ちません。
どうやら、壁をナナメにまたぐ位置にアイテムは落ちないようです。
○…床に落ちたアイテム
×…アイテムが落ちなかった位置
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もう少し突き詰めて検証してみました。
□□□□□■■■■
□□□□□■■■■
□□□□□□□■■
主→□□□■□■■
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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左図のような位置関係で、主人公が右に向かって
アイテムを投げ続けたとします。
すると…
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▽
□□□□□■■■■
□□○○○■■■■
□□○○○○○■■
主→○○○■○■■
□□○○○■×■■
□□○○○■×■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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このようになります。
○…床に落ちたアイテム
×…アイテムが落ちなかった位置
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□□□□□□□■■
□□□□□□□■■
□□□□□□□■■
主→□□□■□■■
□□□□□□□■■
□□□□□□□■■
□□□□□□□■■
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また、このような位置関係で右にアイテムを投げ続けると…
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▽
□□□□□□□■■
□□○○○○○■■
□□○○○○○■■
主→○○○■○■■
□□○○○○○■■
□□○○○○○■■
□□□□□□□■■
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壁以外の場所にはアイテムが落ちます。
○…床に落ちたアイテム
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これらの情報が役立つ場面はほとんどないと思いますが、
趣味程度(?)に頭に入れておいても良いでしょう。
罠の上にアイテムが落ちた場合、そのアイテムは再配置されると書きました。
この場合、再配置されたアイテムが他の罠の上に落ちることはありません。
ややこしいので具体例を交えて説明します。
■■■■■■■■
□□□□□□□■
□□□□□木□■
□□□□□眠○■
□□主→□○○■
□□□□□□○■
□□□□□□□■
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主…主人公
眠…睡眠ガス
木…木の矢の罠
○…敷き詰めたアイテム
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上図のような状況で、主人公が右に向かってアイテムを投げたとします。
優先図における1〜5の位置にはアイテムは落ちませんので、
6の位置にある睡眠ガスの上に落ち、睡眠ガスが作動します。
そして、睡眠ガスの上に落ちたアイテムには再配置が適応されます。
優先図における1の位置には先ほど落ちた睡眠ガス、2の位置には木の矢の罠がありますが、
「罠の上に落ちたアイテムが再配置される場合、そのアイテムが他の罠の上に落ちることはない」
という法則が適応され、1と2の位置にはアイテムは落ちません。
3と4の位置にも他のアイテムが既においてあるので、
結局は5の位置にアイテムが落ちることになります。
▽
■■■■■■■■
□□□□□□□■
□□□□□木□■
□□□□◎眠○■
□□主→□○○■
□□□□□□○■
□□□□□□□■
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最終的には左図のようになります。
眠…睡眠ガス(投げたアイテムにより作動)
◎…投げたアイテム
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敵がアイテムを持っている場合、その敵を倒すとアイテムを落とします。
敵の落としたアイテムに関して、
「敵がアイテムを落とした場合、そのアイテムが罠の上に落ちることはない」
という法則が存在します。
具体例を挙げますと…
□□□□□■
□□□□□■
□□敵主□■
□□□□□■
□□□□□■
▽
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左図のように、地雷の上に乗っている敵と戦っているとします。
敵…アイテムを持った敵(足元に地雷)
この敵がアイテムを落とした場合、足元の地雷には落ちず、優先図における2の位置にアイテムは落ちます。
敵の落としたアイテムによって地雷が作動することはないので安心してください。
◎…敵が落としたアイテム
地…地雷
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□□□□□■
□□◎□□■
□□地主□■
□□□□□■
□□□□□■
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そしてもうひとつ、
投げたアイテムと敵の落としたアイテムには決定的な違いがあります。
それは「敵の落としたアイテムは、壁をまたいで落ちる」ということです。
□□□□□■□■■
□□○○○■□■■
□□○○○■□■■
□□○主敵■□■■
□□○○○■□■■
□□○○○■□■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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左図のように、床にアイテムを敷き詰めた状態で、
アイテムを持った敵を倒したとします。
すると…
主…主人公(足元にアイテム)
敵…アイテムを持った敵(足元にアイテム)
○…敷き詰めたアイテム
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▽
□□□□□■□■■
□□○○○■◎■■
□□○○○■□■■
□□○主○■□■■
□□○○○■□■■
□□○○○■□■■
□□□□□■□■■
■■■■■■□■■
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壁をまたいでアイテムが落ちます。
投げたアイテムが床に落ちた場合とは異なることに
注意してください。
◎…敵が落としたアイテム
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以上の知識は、
異世界の迷宮90階以降でダースドラゴンを敷き詰め狩りする場合に、
何かと関係してきます。
ザッと挙げますと…
・ダースの周囲に罠がある場合、そのままで良い
→敵の落としたアイテムは罠に乗らないため
・ダースの周囲に水路がある場合、水路の中にも敷き詰めておく必要がある
→水路の中にもアイテムは落ちるため
・ダースの周囲に壁をまたいだ通路がある場合、そこにもアイテムを敷き詰める必要がある
→敵の落としたアイテムは壁をまたいでも落ちるため
ダースを目指す場合には頭に入れておいた方が良いでしょう。
最後に特殊なケースを1つ紹介します。
敵を泥の罠にかけた場合、その敵はくさったパンになります。
アイテムを投げて罠を作動させた場合には、
くさったパンと泥の罠に落ちたアイテム、この2つが床に落ちることになります。
この場合、最初にくさったパンが優先図に従って落ち、
次に投げたアイテムが優先図に従って落ちます。
また、「出来上がったくさったパンは罠の上に乗るが、泥の罠の上に落ちたアイテムは
罠の上に乗らない」というややこしい法則があります。
■■□□□□□□□
■■□□□□□□□
■■穴□□□□□□
■■敵地□□□□□
■■主□□□□□□
■■□□□□□□□
■■□□□□□□□
|
主…主人公(足元にアイテム)
敵…足元に泥の罠
穴…落とし穴
地…地雷
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上図のような状態で左に向かってアイテムを投げたとします。
優先図に従ってアイテムは泥の罠の上に落ち、
敵はくさったパンに変化します。
最初にくさったパンが落ち、次に投げたアイテムが落ちますが、
くさったパンは優先図に従って2の位置にある落とし穴に落ちてしまいます。
つまりこの場合、くさったパンを手に入れることが出来なくなります。
しかし、投げたアイテムは罠の上には落ちないので、
3の位置にある地雷の上には落ちず、7の位置に落ちます。
▽
■■□□□□□□□
■■□□□□□□□
■■穴◎□□□□□
■■泥地□□□□□
■■主□□□□□□
■■□□□□□□□
■■□□□□□□□
|
主…主人公(足元にアイテム)
泥…敵がかかった泥の罠(一定確率で消える)
穴…落とし穴(くさったパンが落ちていく)
地…地雷(作動せず)
◎…投げたアイテム
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まぼろしの洞窟においてパペットマンの作った泥の罠に敵をかける場合、
泥の罠の周囲には他の罠も一緒に設置されていることが多いです。
折角出来上がったくさったパンが穴に落ちたり、地雷で吹き飛んだりすると悲惨ですので、
くさったパンを生成する際は十分注意しましょう。
泥の罠を縦一列に設置しておくと、連鎖させることが出来ます。
□□□□□□□
□□□泥□□□
□□□泥□□□
□□□泥□□□
□□□泥□□□
□□□泥□□□
□□□□□□□
□□□□□□□
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主人公はポポロだとして、
仲間のパペットマンに泥の罠を縦一列に作ってもらいます。
泥…泥の罠
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▽
□□□□□□□
□□□仲□□□
□□□仲□□□
□□□仲□□□
□□□仲□□□
□□□仲□□□
□□□□□□□
□□□□□□□
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そして、設置した泥の罠の上に仲間を待機させます。
最後にワナ当ての指輪を使うなり、下手投げの指輪を使うなりして、
一番下の泥の罠を作動させましょう。
すると……、後は各自のお楽しみということでw
仲…仲間(足元には泥の罠)
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