Step 4: 思考と感情の宇宙へ - 接続法の世界
このステップのミッション目的
クルーよ、心して聞け。我々は今、スペイン語学習における最大の難関であり、同時に最も表現が豊かになる領域、接続法の宇宙へと突入する。
これまでの訓練(直接法)は、事実をありのままに語るためのものだった。対して接続法は、話者の心の中にある「主観」、つまり願望、感情、疑い、非現実的な仮定などを表現するための特別なモードだ。これをマスターすれば、君のスペイン語は無機質な報告から、血の通ったコミュニケーションへと昇華する。
ミッション概要
我々は活用形から学ぶという愚は犯さない。「〜してほしい(quiero que...)」や「〜だといいな(espero que...)」といった、接続法を起動させる「トリガー表現」をチャンクとして覚え、反射的に口から出るまで訓練する。
- セクションA (願望・意思): `querer que`, `esperar que`, `pedir que` など
- セクションB (感情): `me alegro de que`, `siento que` など
- セクションC (疑い・否定): `dudar que`, `no creer que` など
- セクションD (非人称表現): `es importante que`, `es necesario que` など
ミッションリスト
未知なる心の世界へ。最初のトリガーから挑戦しよう。
- Step 4-1: 願望の発信 - 「~してほしい」 (Quiero que...)
- Step 4-2: 願望の発信② - 「~だといいな」 (Espero que...)
- Step 4-3: 感情の波紋 - 「~で嬉しい/悲しい」 (Me alegro de que...)
- Step 4-4: 客観的な主観 - 「~は重要だ」 (Es importante que...)
- Step 4-5: 導きの言葉 - 「~すべきだ」 (Recomiendo que...)
- Step 4-6: 疑いの霧 - 「~だとは思わない」 (No creo que...)
- Step 4-7: 神頼み - 「~でありますように」 (Ojalá)
- Step 4-8: 未来への条件 - 「~するために」 (Para que...)
- Step 4-9: 接続法のスペシャルフォース (不規則動詞)
- Step 4-10: 過去の心 - 「~してほしかった」 (接続法過去)
- Step 4-11: 過去の願望① - 「食べてほしかった」(-er動詞)
- Step 4-12: 過去の願望② - 「生きていてほしかった」(-ir動詞)
- Step 4-13: 「もしも」の世界② - 現実と違う仮定 (Si + 接続法過去)