連結語尾「-(으)니까」 (~ので、~してみると)
連結語尾「-(으)니까」は、主に理由・原因を表す「~ので」という意味で使われます。同じく理由を表す「-아/어서」と似ていますが、重要な違いがあります。
「-(으)니까」の主な使い方と特徴:
- 理由・根拠: 話し手の主観的な判断の根拠を示します。そのため、後ろの文には命令形「-(으)세요」や勧誘形「-(으)ㅂ시다」を伴うことが非常に多いです。「(理由)なので、~してください/~しましょう」という文脈で頻繁に使われます。
例: 날씨가 좋으니까 공원에 갑시다. (天気が良いので、公園に行きましょう。)
- 発見: ある動作をした結果、新しい事実を発見したことを表します。「~してみると、…だった」
例: 창문을 여니까 시원한 바람이 들어왔어요. (窓を開けてみると、涼しい風が入ってきました。)
「-아/어서」との決定的な違い:
「-(으)니까」は命令形・勧誘形と結びつきますが、「-아/어서」は命令形・勧誘形と結びつくことができません。(誤: ×배가 고파서 식당에 갑시다.)
作り方(活用のルール):
- 動詞・形容詞の語幹の最後にパッチムがある場合 → -으니까 (例: 좋다 → 좋으니까, 먹다 → 먹으니까)
- 動詞・形容詞の語幹の最後にパッチムがない、または'ㄹ'パッチムの場合 → -니까 (例: 가다 → 가니까, 만들다 → 만드니까)
※'ㄹ'パッチムは脱落します。
例文
- もう遅いので、早く家に帰りましょう。→ 늦었으니까 빨리 집에 갑시다.
- この本は面白いので、読んでみてください。→ 이 책은 재미있으니까 읽어 보세요.
- 外は寒いので、暖かく着てください。→ 밖은 추우니까 따뜻하게 입으세요.
- 家に帰ってみると、誰もいませんでした。→ 집에 오니까 아무도 없었어요.
- その人に会ってみると、とても親切な人でした。→ 그 사람을 만나보니까 아주 친절한 사람이었어요.
練習問題 (100問)