所有格助詞「의」 (~の)
「의」は、名詞の後ろに付いて「~の」という意味を表し、所有や所属の関係を示す助詞です。日本語の助詞「の」とほぼ同じように使うことができます。
「의」の作り方と特徴:
- 作り方: 所有者を表す名詞の後ろに、パッチムの有無に関係なくそのまま「의」を付けます。
例: 친구 (友達) → 친구의 책 (友達の本) / 학생 (学生) → 학생의 가방 (学生のカバン)
- 発音: 助詞として使われる「의」は、多くの場合「에」と発音されます。
例: 친구의 [친구에] / 학생의 [학생에]
- 代名詞との短縮形 (最重要):
日常会話では、「私」や「あなた」の所有格は、ほぼ常に短縮形で使われます。
- 저의 (私の、丁寧) → 제 (例: 제 이름 / 私の名前)
- 나의 (私の、普通) → 내 (例: 내 친구 / 私の友達)
- 너의 (君の、ぞんざい) → 네 (例: 네 생각 / 君の考え) ※発音は「니」となることが多い。
- 会話での省略:
家族関係や所属など、関係が明らかな場合、会話では「의」が省略されることが非常に多いです。
例: 우리의 엄마 → 우리 엄마 (うちの母) / 한국의 수도 → 한국 수도 (韓国の首都)
例文
- これは私の本です。→ 이것은 제 책이에요.
- あれは友達のカバンです。→ 저것은 친구의 가방이에요.
- 先生の名前は何ですか?→ 선생님의 성함이 뭐예요?
- 韓国の首都はソウルです。→ 한국의 수도는 서울이에요.
- これが私たちの家の鍵です。(省略形)→ 이것이 우리 집 열쇠예요.
練習問題 (100問)