能力・推測「-(으)ㄹ 줄 알다/모르다」
「-(으)ㄹ 줄 알다/모르다」は、文脈によって大きく分けて2つの意味を持つ、非常に実用的な表現です。動詞や形容詞の語幹に付きます。
① 能力・方法: 「~する方法を知っている/知らない」=「~できる/できない」
- ある行動をする能力や方法を知っているか、知らないかを表します。
例: 저는 운전할 줄 알아요. (私は運転ができます。)
例: 저는 수영할 줄 몰라요. (私は泳ぐことができません。)
② 推測・予想: 「~だと思っていた/思わなかった」
- ある状況や行動が起こるだろうと思っていた(予想していた)か、思わなかった(予想外だった)かを表します。多くの場合、過去形「-ㄹ 줄 알았어요/몰랐어요」の形で使われます。
例: 저는 그가 올 줄 알았어요. (私は彼が来ると思っていました。)
例: 비가 올 줄 몰랐어요. (雨が降るとは思いませんでした。)
作り方(活用のルール):
未来形「-(으)ㄹ 거예요」などと同じルールです。
- 語幹の最後にパッチムがない、または「ㄹ」パッチムの場合 → -ㄹ 줄 알다/모르다 (例: 가다 → 갈 줄 알다, 만들다 → 만들 줄 알다)
- 語幹の最後に「ㄹ」以外のパッチムがある場合 → -을 줄 알다/모르다 (例: 먹다 → 먹을 줄 알다)
例文
- (能力)あなたは韓国料理を作ることができますか?→ 한국 요리를 만들 줄 알아요?
- (能力)私はまだハングルを読むことができません。→ 저는 아직 한글을 읽을 줄 몰라요.
- (推測)私はあなたが来るとは思いませんでした。→ 저는 당신이 올 줄 몰랐어요.
- (推測)こんなに難しいとは思いませんでした。→ 이렇게 어려울 줄 몰랐어요.
- (推測)私はあなたが知っていると思っていました。→ 저는 당신이 알 줄 알았어요.
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