状態の変化「-아/어지다」 (~くなる、~になる)
「-아/어지다」は、主に形容詞の語幹に付いて、「(その形容詞の状態)になる、~くなる」という状態の変化を表す文法です。例えば、「寒い (춥다)」に付けば「寒くなる (추워지다)」、「良い (좋다)」に付けば「良くなる (좋아지다)」という意味になります。
この文法全体で一つの動詞のように働き、後ろに「-아요/어요」や「-았/었어요」などを付けて活用します。特に過去形「-아/어졌어요」(~になりました)の形で非常によく使われます。
作り方(活用のルール):
これまでの「-아/어서」や「-아/어 주다」と同じく、語幹の最後の母音によって形が決まります。
- 語幹の最後の母音が「ㅏ, ㅗ」の場合 → -아지다
例: 좋다 (良い) → 좋아지다 (良くなる) / 많다 (多い) → 많아지다 (多くなる)
- 語幹の最後の母音が「ㅏ, ㅗ」以外の場合 → -어지다
例: 춥다 (寒い) → 추워지다 (寒くなる) / 예쁘다 (きれいだ) → 예뻐지다 (きれいになる)
- 「하다」で終わる形容詞の場合 → -해지다
例: 깨끗하다 (清潔だ) → 깨끗해지다 (きれいになる) / 조용하다 (静かだ) → 조용해지다 (静かになる)
例文
- 天気が暖かくなりました。→ 날씨가 따뜻해졌어요.
- 韓国語が面白くなりました。→ 한국어가 재미있어졌어요.
- だんだん暗くなります。→ 점점 어두워져요.
- 状況が良くなるでしょう。→ 상황이 좋아질 거예요.
- 顔が赤くなりました。→ 얼굴이 빨개졌어요.
練習問題 (100問)