動詞の名詞化「-는 것」 (~すること)
「-는 것」は、動詞の語幹に付けて、その動詞の動作自体を名詞に変える働きをします。日本語の「~こと」「~の」と似ており、例えば「食べる」を「食べること」という名詞の塊にします。この名詞化された塊には、「은/는」や「이/가」、「을/를」といった助詞を付けて、文の主語や目的語などとして使うことができます。
「-는 것」の作り方ルール:
- ルール①:語幹の最後にパッチムがあるかないかに関わらず → -는 것
ほとんどの動詞の語幹にそのまま `-는 것` を付けます。
例: 가다 (行く) → 가는 것 (行くこと) / 먹다 (食べる) → 먹는 것 (食べること)
- ルール②:語幹の最後に「ㄹ」パッチムがある場合 → 「ㄹ」を脱落させて -는 것
「ㄹ」パッチмが脱落し、`-는 것` が付きます。
例: 만들다 (作る) → 만드 + 는 것 → 만드는 것 (作ること)
会話では、「것」が「거」に短縮されて、「-는 거」の形で非常によく使われます。(例: 먹는 것 → 먹는 거)
例文
- 毎日運動することは、良いです。→ 매일 운동하는 것은 좋아요. (主語として)
- 私は本を読むことが好きです。→ 저는 책 읽는 것을 좋아해요. (目的語として)
- 私の趣味は、映画を見ることです。→ 제 취미는 영화 보는 것이에요. (補語として)
- 料理を作ることは、面白いです。→ 요리를 만드는 것은 재미있어요. (`ㄹ`脱落)
- 私が好きなのは、音楽を聴くことです。→ 제가 좋아하는 것은 음악 듣는 것이에요.
練習問題 (100問)