可能・不可能「-(으)ㄹ 수 있다/없다」 (~できる/できない)
「-(으)ㄹ 수 있다/없다」は、動詞の語幹に付けて、ある行動に対する能力の有無や、状況的な可能性・不可能性を表す文法です。「있다」を使えば「~することができる」、「없다」を使えば「~することができない」という意味になります。
直訳すると「~する術(すべ)がある/ない」となり、これが「できる/できない」という意味で使われます。
作り方(活用のルール):
このルールは、前回学んだ未来形「-(으)ㄹ 거예요」と全く同じです。
- ルール①:語幹の最後にパッチムがない、または「ㄹ」パッチムの場合 → -ㄹ 수 있다/없다
語幹にそのまま `ㄹ 수 있다/없다` を付けます。「ㄹ」パッチムは脱落せず、そのまま付きます。
例: 하다 (する) → 할 수 있다 (できる) / 만들다 (作る) → 만들 수 있다 (作れる)
- ルール②:語幹の最後に「ㄹ」以外のパッチムがある場合 → -을 수 있다/없다
語幹に `을 수 있다/없다` を付けます。
例: 먹다 (食べる) → 먹을 수 있다 (食べられる)
会話では、`있어요/없어요`の形で使われることがほとんどです。
例文
- 私は韓国語を話すことができます。→ 저는 한국어를 할 수 있어요.
- 私はキムチを食べることができません。→ 저는 김치를 먹을 수 없어요.
- 泳ぐことができますか?→ 수영할 수 있어요?
- この本を読むことができます。→ 이 책을 읽을 수 있어요.
- そのドアを開けることができません。→ 그 문을 열 수 없어요.
練習問題 (100問)