ページ169 伝聞・評判を表す表現 Part 2

`be known to`, `be reputed to`, `be rumored to`

The Mysterious Billionaire (謎の億万長者)

A mysterious billionaire lives in the mansion on the hill. He is known to be very eccentric. He is reputed to have a collection of rare artifacts. He is rumored to be working on a secret project. He is alleged to have made his fortune through questionable means.

本文の和訳

丘の上の大邸宅に、謎めいた億万長者が住んでいる。彼は非常に風変わりであることで知られている。彼は希少な工芸品のコレクションを持っていると評判だ。彼は秘密のプロジェクトに取り組んでいると噂されている。彼は疑わしい手段で財産を築いたと申し立てられている。

He is known to be very eccentric.
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"He is known..." (彼は知られている…)
→ "...to be very eccentric." (非常に風変わりであると)

ネイティブの感覚

`be known to do/be`で「〜することで/〜であることで知られている」。`be famous for`と似ていますが、より客観的な事実や、広く知れ渡っている特徴を述べる際に使われます。

He is reputed to have a collection of rare artifacts.
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"He is reputed..." (彼は〜という評判だ…)
→ "...to have a collection..." (コレクションを持っていると)

ネイティブの感覚

(復習)`be reputed to do`で「〜という評判だ」。`be said to`と似ていますが、`reputed`は「世間での評判」というニュアンスが強いです。完了形`to have`が使われることも多いですが、ここでは現在の所有を表すので`to have`です。

He is rumored to be working on a secret project.
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"He is rumored..." (彼は噂されている…)
→ "...to be working on a secret project." (秘密のプロジェクトに取り組んでいると)

ネイティブの感覚

`be rumored to do`で「〜だと噂されている」。`reputed`よりも信憑性が低く、あくまで「噂」であることを強調します。進行形`to be working`を使うことで、「今まさに取り組んでいる最中だ」という噂の臨場感を伝えています。

He is alleged to have made his fortune through questionable means.
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"He is alleged..." (彼は〜だと申し立てられている…)
→ "...to have made his fortune..." (財産を築いたと)

ネイティブの感覚

`be alleged to do`で「(証拠はないが)〜したと申し立てられている」。特に犯罪や不正行為に関して、法的な文脈やニュースで使われる言葉です。話者はその真偽を判断せず、あくまで「そういう主張がある」と客観的に伝えています。完了形`to have made`が使われています。