A Mysterious Room (謎の部屋)
I entered the abandoned house. Someone had left the door to be slightly ajar. I walked in and found the room to be completely empty. I didn't want to leave anything to be misunderstood, so I took some photos. I found myself to be more curious than scared.
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前からチャンク理解
"Someone had left the door..." (誰かがドアを〜なままにしていた…)
→ "...to be slightly ajar." (わずかに開いている状態に)
ネイティブの感覚
`leave O to be ...`で「Oを〜な状態のままにしておく」。`leave O C`(OをCの状態のままにする)のC(補語)の部分が不定詞になった形です。`leave the door slightly ajar`と言うこともできますが、`to be`を入れることで、その状態が継続していることをより丁寧に、客観的に描写するニュアンスが出ます。
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前からチャンク理解
"...and found the room..." (そして部屋が〜だとわかった…)
→ "...to be completely empty." (完全に空っぽであると)
ネイティブの感覚
`find O to be ...`で「Oが〜であるとわかる、気づく」。これも`find O C`の補語が不定詞になった形で、`I believe him to be...`などと同じ思考動詞の構文です。`I found the room completely empty.`と言うよりも、発見した時の「〜だとわかった」という認識のプロセスが少し強調されます。
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前からチャンク理解
"...leave anything..." (何かを〜なままにしておきたくなかった…)
→ "...to be misunderstood." (誤解される状態に)
ネイティブの感覚
`leave O to be ...`の受動態バージョンです。「何か」は「誤解される」側なので、受動態の`to be misunderstood`が使われています。「誤解される余地を何も残したくなかった」という、慎重な姿勢を表します。
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前からチャンク理解
"I found myself..." (私は自分が〜だと気づいた…)
→ "...to be more curious than scared." (怖いというより好奇心が強いと)
ネイティブの感覚
`find oneself to be ...`で「自分が〜であることに気づく」。客観的に自分自身を分析したり、予期せぬ自分の感情や状態に気づいたりした時に使います。「自分自身」が「好奇心旺盛な状態である」と「発見した」という、自己認識のプロセスを表す表現です。