A Historic Discovery (歴史的発見)
Dr. Evans was the first person to enter the ancient tomb. She was also the only one to notice the hidden inscription on the wall. It was the next big mystery to solve. She knew she would be the last to give up on this puzzle.
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"She was the first person..." (彼女は最初の人だった…)
→ "...to enter the ancient tomb." (その古代の墓に入った)
ネイティブの感覚
(復習)`the first/second...`などの序数がついた名詞を修飾する場合、不定詞が使われます。「墓に入る」という行為に向かった(→)「最初の人」という、特定の一つを指し示す感覚です。`the first person entering...`と現在分詞を使うと不自然に聞こえます。これは、不定詞が一度きりの特定の行為を指すのに適しているためです。
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"She was the only one..." (彼女は唯一の人だった…)
→ "...to notice the hidden inscription." (隠された碑文に気づいた)
ネイティブの感覚
`the only`(唯一の)という強い限定詞がつく場合も、不定詞が好まれます。「碑文に気づく」という行為をしたのが「彼女だけ」であることを強調しています。`the only one noticing...`は文法的に間違いではありませんが、一般的ではありません。不定詞の方が「〜した唯一の人」という確定的な事実を述べるのにしっくりきます。
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"It was the next big mystery..." (それは次の大きな謎だった…)
→ "...to solve." (解決すべき)
ネイティブの感覚
`the next`(次の)や`the best`(最善の)のような最上級表現の後にも不定詞がよく使われます。「これから解決する方向に向かうべき(→)次の謎」という、未来のタスクを示すニュアンスです。`a problem to solve`(解決すべき問題)のように、不定詞が持つ「未来志向」の性質がよく表れています。
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前からチャンク理解
"...she would be the last..." (彼女が最後になるだろう…)
→ "...to give up on this puzzle." (この謎を諦めるのは)
ネイティブの感覚
`the last person to do`で「最も〜しそうにない人」という意味の慣用表現にもなります。「この謎を諦める最後の人だろう」→「彼女は決してこの謎を諦めないだろう」という強い否定のニュアンスを表します。文字通りの「最後に諦める人」という意味にもなりますが、文脈から判断します。