A New Manager (新しいマネージャー)
Our new manager is very strict. He is not a person to be trifled with. Some say he is not fit to lead the team. He is liable to lose his temper over small mistakes. However, he is also quick to praise good work.
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"He is not a person..." (彼は〜な人物ではない…)
→ "...to be trifled with." (ぞんざいに扱われるべき)
ネイティブの感覚
形容詞的用法、受動態、そして最後に前置詞が残るパターンの組み合わせです。`trifle with someone`で「(人)を軽々しく扱う、おもちゃにする」という意味です。彼が「軽々しく扱われる」側なので受動態`to be trifled with`となります。「彼を甘く見てはいけない、手ごわい相手だ」という警告のニュアンスを持つ決まり文句です。
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"...he is not fit..." (彼はふさわしくない…)
→ "...to lead the team." (チームを率いるのに)
ネイティブの感覚
`be fit to do`で「〜するのに適している、ふさわしい」。`fit`は「健康な」だけでなく、「適性がある」という意味も持ちます。「チームを率いる」という行為に向かう(→)ための適性がない、という評価を表しています。`be suitable to do`と似た意味で使えます。
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"He is liable..." (彼は〜しがちだ…)
→ "...to lose his temper..." (癇癪を起す)
ネイティブの感覚
(復習)`be liable to do`は「(好ましくないことを)しがちである」。`be apt to do`と似ていますが、`liable`には「法的責任がある」という意味もあり、よりネガティブで、避けられない結果に陥りやすい傾向を示します。「癇癪を起す」という悪い結果に向かい(→)やすい性質だ、というニュアンスです。
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前からチャンク理解
"...he is also quick..." (彼はまた〜するのが速い…)
→ "...to praise good work." (良い仕事を褒めるのが)
ネイティブの感覚
`be quick to do`で「すぐに〜する、ためらわずに〜する」。その人の反応の速さや、特定の行動をすぐにとる性質を表します。「良い仕事を褒める」という行為に、間を置かずにすぐ向かう(→)というイメージです。`be slow to do`(なかなか〜しない)という対義表現もよく使われます。