My First Rock Concert
My dad finally let me go to the rock concert with my friends! I was so happy. At the venue, a staff member made us wait in a long line, but it was okay. When the concert started, I saw the singer jump onto the stage. I could also hear the crowd cheer loudly. It was the best night ever!
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前からチャンク理解
"My dad finally let me..." (お父さんがついに私を許してくれた…)
→ "...go to the rock concert." (ロックコンサートに行くのをね)
ネイティブの感覚
`let`は「許可する」という意味の使役動詞です。「私(me)」と「行く(go)」の間に`to`を入れません。これは「私」と「行く」という行為がほぼ同時に、直接的に行われるイメージだからです。`to`が入ると「これから行く」という少し時間的な距離が生まれますが、`let`にはその距離感がなく、「私が行くのをそのまま許す」という直接的な感覚です。
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"A staff member made us..." (スタッフが私たちにさせた…)
→ "...wait in a long line." (長い列で待つのをね)
ネイティブの感覚
`make`は「強制的にさせる」という強いニュアンスです。`let`が「本人がしたいことを許す」のに対し、`make`は「本人の意思に関わらずさせる」感覚です。「私たち(us)」と「待つ(wait)」が直接結びついており、`to`がないことでその強制感や直接的な影響が強調されます。
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"I saw the singer..." (私はその歌手を見た…)
→ "...jump onto the stage." (ステージに飛び乗るのをね)
ネイティブの感覚
`see` (見る) や `hear` (聞く) といった知覚動詞も`to`を使いません。「歌手(the singer)」と「ジャンプする(jump)」という行為を、時間差なく「そのまま丸ごと見た」という臨場感を出すためです。`to`がないことで、目の前で起こっているかのようなダイレクトな描写になります。
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前からチャンク理解
"I could also hear the crowd..." (観客の声も聞こえた…)
→ "...cheer loudly." (大声で喝采するのを)
ネイティブの感覚
`see`と同じく知覚動詞の`hear`も`to`を使いません。「観客(the crowd)」と「喝采(cheer)」が一体となった音の塊が、そのまま耳に飛び込んでくるようなライブ感を表します。`to`を入れないことで、その場の音をリアルタイムで感じている様子が伝わります。