A True Leader (真のリーダー)
Our team leader is amazing. She always has the courage to make difficult decisions. She also has the decency to admit when she is wrong. I wish I had the confidence to speak my mind like her. She never fails to have the foresight to prepare for potential problems.
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"She always has the courage..." (彼女はいつも勇気を持っている…)
→ "...to make difficult decisions." (難しい決断を下すための)
ネイティブの感覚
(復習)`courage`(勇気)という抽象名詞の内容を、後ろの不定詞が具体的に説明しています。「その勇気が向かう先は(→)難しい決断を下すこと」というイメージです。`courageous enough to make...`と似た意味ですが、`have the courage to`の方が「〜する勇気を持ち合わせている」という、資質としての側面が強調されます。
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"She also has the decency..." (彼女は〜という良識も持っている…)
→ "...to admit when she is wrong." (自分が間違っている時にそれを認める)
ネイティブの感覚
`have the decency to do`で「〜するだけの良識がある」。`decency`は「(社会的に)きちんとしていること、良識」です。「間違いを認める」という行為に向かう(→)だけの「良識」を持っている、という人格への評価を表します。否定形で`didn't have the decency to...`(〜する良識もなかった)と、非難する時にもよく使われます。
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"I wish I had the confidence..." (私に自信があればなあ…)
→ "...to speak my mind like her." (彼女のように自分の意見を言う)
ネイティブの感覚
仮定法`I wish I had...`と組み合わせた形です。「自分の意見を言う」という行為に向かう(→)ための「自信(confidence)」があれば良いのに、という現在の事実とは異なる願望を表しています。このように、様々な抽象名詞と不定詞を組み合わせることで、表現の幅が大きく広がります。
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"She never fails to have the foresight..." (彼女は〜という先見の明を必ず持っている…)
→ "...to prepare for potential problems." (起こりうる問題に備える)
ネイティブの感覚
`never fail to do`(必ず〜する)という強い肯定表現と、`have the foresight to do`(〜する先見の明がある)が組み合わさっています。「起こりうる問題に備える」という行為に向かう(→)「先見の明(foresight)」を「必ず持っている」という、リーダーの資質を最大限に称賛する表現です。