At the Station (駅にて)
I was waiting for my friend at the station. There were many people waiting for the train. I saw a man running to catch the train. I had a lot of time to kill, so I bought a magazine. My friend was the last person to arrive.
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"...many people..." (たくさんの人々がいた…)
→ "...waiting for the train." (電車を待っている)
ネイティブの感覚
現在分詞(-ing)が名詞`people`を後ろから修飾しています。分詞は「〜している」という、進行中の動作や状態を表します。今まさに「電車を待っている」という、生き生きとした光景が目に浮かぶような表現です。一時的で、活動的なニュアンスがあります。
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"I saw a man..." (私は男性を見た…)
→ "...running to catch the train." (電車に乗るために走っている)
ネイティブの感覚
知覚動詞`see`の構文`see A doing`(Aが〜しているのを見る)です。ここでも`running`は「走っている最中」という進行中の動作を表します。さらに、その走る目的を不定詞`to catch`が説明しています。分詞と不定詞が組み合わさることで、より詳細な情景描写が可能になります。
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"I had a lot of time..." (私にはたくさんの時間があった…)
→ "...to kill." (潰すべき)
ネイティブの感覚
(復習)形容詞的用法の不定詞です。不定詞は「これから〜するべき」「〜するための」という未来志向のニュアンスを持ちます。「これから潰すための時間」という感覚です。`time killing`とは言いません。これは、不定詞がまだ実現していない、潜在的な行為を表すのに対し、分詞は現実の活動的な行為を表す、という根本的な違いがあるからです。
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"My friend was the last person..." (私の友人は最後の人だった…)
→ "...to arrive." (到着した)
ネイティブの感覚
`the first`, `the second`, `the last`, `the only`などの序数や限定詞が名詞につく場合、後ろから修飾するのは不定詞が非常に多いです。「到着するという行為をした最後の人」という、その行為が完了したことを示します。この場合、`the last person arriving`と言うと不自然に聞こえます。不定詞が特定の、一度きりの出来事を指し示すのに適しているからです。