A Kind Stranger (親切な見知らぬ人)
I got lost in the city. It was very kind of a stranger to show me the way. Looking back, it was careless of me to forget my map. It would be wise of you to always carry one. How nice of him to give me a bottle of water as well!
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前からチャンク理解
"It was very kind..." (それはとても親切だった…)
→ "...of a stranger..." (ある見知らぬ人は、)
→ "...to show me the way." (道を教えてくれるなんて)
ネイティブの感覚
(復習)`kind`, `nice`, `clever`など、人の性質を表す形容詞が来た時は、意味上の主語を`for`ではなく`of`で示します。「見知らぬ人(a stranger)の中から(of)親切さ(kind)が出てきた」というイメージです。その親切な行為が「道を教えること」に向かっている(→)と説明しています。
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前からチャンク理解
"It was careless..." (それは不注意だった…)
→ "...of me..." (私としたことが、)
→ "...to forget my map." (地図を忘れるなんて)
ネイティブの感覚
`stupid`, `careless`, `rude`など、ネガティブな性質を表す言葉でも`of`を使います。「私(me)の中から(of)不注意(careless)が出てきた」という感覚です。「地図を忘れる」という行為が、その不注意さの表れだと示しています。
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前からチャンク理解
"It would be wise..." (それは賢明だろう…)
→ "...of you..." (君が〜するのは、)
→ "...to always carry one." (常に一つ持ち歩くのは)
ネイティブの感覚
仮定法`would`と組み合わせることで、「もし〜するなら賢明だろう」という丁寧な助言になります。分離不定詞`to always carry`が使われている点にも注目。「あなた(you)の中から(of)賢明さ(wise)が出てくるだろう、もし常に持ち歩くという行為に向かう(→)なら」という、相手の行動を促す表現です。
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前からチャンク理解
"How nice of him..." (彼とはなんて親切なんだろう…)
→ "...to give me a bottle of water as well!" (水までくれるなんて!)
ネイティブの感覚
`How + 形容詞 ...!`の感嘆文でもこの形は使えます。「彼の中から出てきた親切さ(nice of him)」が「水をくれる」という行為に向かっている(→)ことに対して、「なんて素晴らしいんだ!」と感動している様子を表します。