Book Club Discussion (読書会の議論)
In our book club, we discussed a classic novel. The ending was very ambiguous. There was nothing to do but accept it. The author's intention is difficult to understand. Needless to say, everyone had a different opinion. The main theme of the book, so to speak, is the meaning of life.
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前からチャンク理解
"There was nothing to do..." (何もすることがなかった…)
→ "...but accept it." (それを受け入れる以外には)
ネイティブの感覚
`do nothing but do`で「〜してばかりいる、〜するだけだ」という意味の慣用句です。`but`はここでは「〜を除いて」という意味の前置詞です。そのため、後ろの動詞は`to`のつかない原形不定詞になります。「受け入れることを除いて、することは何もなかった」→「受け入れるしかなかった」という感覚です。
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前からチャンク理解
"The author's intention is difficult..." (作者の意図は難しい…)
→ "...to understand." (理解するには)
ネイティブの感覚
これは`It is difficult to understand the author's intention.`を、`The author's intention`を主語にして書き換えた文です。「〜するには難しい/簡単だ」と言いたい時に使います。`understand`の目的語になるはずのものが主語に出てきているのがポイントです。「作者の意図は、理解するという行為(→)にとって、難しい」という感覚です。
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前からチャンク理解
"Needless to say,..." (言うまでもなく、)
→ "...everyone had a different opinion." (誰もが違う意見を持っていた)
ネイティブの感覚
(復習)`To tell the truth`などと同じ独立不定詞です。「言う必要がない(needless)」という状態が「言う」という行為に向かっている(→)イメージで、「言うまでもないことだが」という前置きになります。文全体を修飾し、話の流れをスムーズにするクッションの役割を果たします。
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前からチャンク理解
"The main theme of the book,..." (その本のメインテーマは、)
→ "...so to speak,..." (言ってみれば、)
→ "...is the meaning of life." (人生の意味だ)
ネイティブの感覚
これも独立不定詞で、「言ってみれば、いわば」という意味の挿入句です。少し難しいことや、比喩的な表現を使う時に「これから言うことは、例えるならこんな感じですよ」と聞き手に心の準備をさせる効果があります。「そのように(so)言う(speak)方向に向かうと(to)」という感覚です。