The New Colleague (新しい同僚)
A new colleague joined our team today. At first, he seemed to be a bit nervous. But he appears to have a lot of experience in this field. He also seems to know our boss from before. There seems to be no problem with him joining our team.
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"He seemed..." (彼は〜のように見えた…)
→ "...to be a bit nervous." (少し緊張しているように)
ネイティブの感覚
`seem to do`で「〜するように見える、思われる」。断定を避け、「(状況から判断するに)〜のようだ」という主観的な印象を伝える表現です。「彼」から発せられる雰囲気が向かう(→)先が、「緊張している状態(be nervous)」であるように感じられた、というイメージです。`He was nervous.`と断定するよりも、柔らかく丁寧な響きになります。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"He appears..." (彼は〜のように見える…)
→ "...to have a lot of experience." (多くの経験を持っているように)
ネイティブの感覚
`appear to do`も「〜のように見える」ですが、`seem`が内面的な印象や主観的な感じ方を含むのに対し、`appear`は外見や客観的な事実から「そのように見える」というニュアンスが強いです。彼の言動や経歴といった外的な情報が、「経験豊富である」という状態を指し示している(→)ような感覚です。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"He seems..." (彼は〜のようだ…)
→ "...to know our boss from before." (以前から私たちの上司を知っているようだ)
ネイティブの感覚
`seem to be`だけでなく、`seem to`の後には様々な動詞が続きます。「彼の様子」が向かう(→)先が、「上司を知っている」という事実であるように思われる、という流れです。`It seems that he knows our boss.`と書き換えることもできますが、`He seems to know...`の方がよりシンプルで口語的です。
この文の感覚を掴む
前からチャンク理解
"There seems..." (あるように思われる…)
→ "...to be no problem." (問題がないように)
ネイティブの感覚
`There is/are...`(〜がある)と`seem to`が融合した形です。「問題がない状態(no problem)が存在する(be)」ように「思われる(seems)」という構造です。「問題はなさそうですね」と、状況を客観的に、かつ断定を避けて述べたい時に非常に便利な表現です。