The Unexpected Day (予期せぬ一日)
I hurried to the station, only to miss the train by a minute. So I took a taxi, but the driver went the wrong way. I arrived at the office to find the meeting had been cancelled. I worked all day and left the office, to see it was raining heavily. What a day!
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"I hurried to the station,..." (私は駅へ急いだが、)
→ "...only to miss the train." (結局は電車に乗り遅れただけだった)
ネイティブの感覚
`only to do`で「〜したが、結局…だった」という、期待外れで残念な結果を表します。「駅へ急ぐ」という行動が向かった(→)先が、「乗り遅れる」という残念な結果「だけ(only)」だった、というニュアンスです。努力や期待が無駄に終わった時のガッカリ感を表すのに最適な表現です。
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"I arrived at the office..." (オフィスに着くと、)
→ "...to find the meeting had been cancelled." (会議がキャンセルされていることに気づいた)
ネイティブの感覚
これも結果を表す用法です。「オフィスに着く」という行動が向かった(→)先で、「会議がキャンセルされていたことを発見した(find)」という流れです。`only to`ほどの強いガッカリ感はありませんが、ある行動をした結果、予期せぬ事実や状況に気づいた、という場面で使われます。「〜すると、…だとわかった」という感覚です。
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"He grew up..." (彼は成長し、)
→ "...to be a great scientist." (その結果、偉大な科学者になった)
ネイティブの感覚
これも結果を表しますが、こちらはポジティブな文脈で使われます。「成長する(grew up)」という時間の経過が向かった(→)先が、「偉大な科学者である状態(be a great scientist)」だった、という自然な時の流れと結果を示します。`live to be 100`(生きて100歳になる)なども同じ使い方です。
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"I left the office..." (オフィスを出ると、)
→ "...to see it was raining heavily." (土砂降りなのが目に入った)
ネイティブの感覚
`...to find`と非常に似ていますが、`see`を使うことで、より視覚的に「〜なのが目に入った」というニュアンスが強まります。「オフィスを出る」という行動が向かった(→)先で、「雨が降っている光景を見た」という流れです。発見や気づきの中でも、特に視覚的な情報に対して使われます。