曜日の表現

「今日の予定は?」「次の会議はいつ?」…曜日は、私たちの生活スケジュールに欠かせない言葉です。
スペイン語の曜日は、いくつかのシンプルなルールを覚えればすぐに使いこなせます。面白い由来も一緒に学びましょう!

7つの曜日をカードで覚えよう!

まずは月曜日から日曜日まで、7つの曜日の名前と発音を覚えましょう。下の日本語カードをクリックしてください。

曜日の名前の重要ルール

曜日の単語には、3つの大切な文法ルールがあります。

ルール1:曜日はすべて「男性名詞」

月の名前と同じく、曜日の名前も例外なくすべて男性名詞です。冠詞を付ける場合は、必ず `el` や `los` を使います。

ルール2:文中では「小文字」で書く

これも英語との大きな違いです。英語 (Monday) とは違い、スペイン語では文の先頭に来ない限り、小文字で書くのが基本です。
例文:Tengo una reunión el viernes. (金曜日に会議があります。)

ルール3:月〜金は単数形と複数形が同じ形!

これはとても重要なポイントです!
語尾が -s で終わる月曜日(lunes)から金曜日(viernes)は、単数形と複数形が全く同じ形です。 一方、土曜日と日曜日は、複数形になるときは普通に -s を付けて sábados, domingos となります。

曜日を使った表現:「〜曜日に」

特定の曜日や、毎週の習慣を表す方法を学びましょう。前置詞 `en` (英語の`in`/`on`) は使わないのがポイントです!

特定の「〜曜日に」 → el + 曜日

「(今度の)月曜日に」「(あの)金曜日に」のように、特定の曜日を指すときは、定冠詞の男性・単数形 el を曜日の前に置きます。

習慣の「毎週〜曜日に」 → los + 曜日

「毎週月曜日に」「いつも土曜日は」のように、繰り返される習慣を表すときは、定冠詞の男性・複数形 los を曜日の前に置きます。

【豆知識】曜日の面白い由来 (英語との比較)

スペイン語の曜日の多くは、ローマ神話の神々(=太陽系の惑星)の名前に由来しています。これは英語も同じなので、比べてみると面白いですよ。

スペイン語由来 (ラテン語)英語の由来
lunes月 (Luna)Moon (月)
martes火星 (Mars)Tiw (火星の神)
miércoles水星 (Mercury)Woden (水星の神)
jueves木星 (Jupiter)Thor (木星の神)
viernes金星 (Venus)Frigg (金星の神)
sábado安息日 (Sabbatum)Saturn (土星)
domingo主の日 (Dominicus)Sun (太陽)