温度の表現

「今日の気温は28℃です」「オーブンを180℃に設定してください」…温度の表現は、天気の話から料理まで、幅広く使われます。
このページでは、スペイン語での温度の言い方に加え、世界で使われる単位(摂氏・華氏)についても詳しく解説します。

最重要ポイント:スペイン語圏は摂氏(℃)が基本!

まず、一番大切なことから。スペイン語圏(スペイン、ラテンアメリカの全ての国)では、日本や世界の多くの国と同じく、摂氏(セルシウス / centígrados)が標準です。

アメリカで使われる華氏(Fahrenheit)は、基本的に使いません。旅行の際も、天気予報は摂氏で発表されるので安心してください!

ステップ1:基本の言葉をカードで覚えよう

まずは、温度の会話に欠かせない基本単語をカードでしっかり暗記しましょう。

🌡️ステップ2:気温の言い方

現在の気温を言うには、主に2つの動詞の「型」があります。

動詞 `estar` を使う

気温が「〜の状態にある」というニュアンスで使います。特に Estamos a... (私たちは〜の気温にいます) という言い方は非常によく使われます。

型:Estamos a + [数字] + grados.

動詞 `hacer` を使う

天気を表す時に学んだ `hacer` も、気温を言う時に使えます。「〜度の気候だ」というニュアンスです。

型:Hace + [数字] + grados.

ステップ3:気温の尋ね方

会話例

A: ¿A cuántos grados estamos en Osaka? (大阪は今、何度?)

B: Estamos a veintiocho grados. ¡Hace calor! (28度だよ。暑いね!)

応用編:天気以外の温度

体温や料理など、身の回りには様々な「温度」がありますね。

おまけ:体感温度を伝える形容詞

数字だけでなく、体感として「暑い」「寒い」と伝えたい時は、hacerを使った表現が便利です。