「今日の気温は28℃です」「オーブンを180℃に設定してください」…温度の表現は、天気の話から料理まで、幅広く使われます。
このページでは、スペイン語での温度の言い方に加え、世界で使われる単位(摂氏・華氏)についても詳しく解説します。
まず、一番大切なことから。スペイン語圏(スペイン、ラテンアメリカの全ての国)では、日本や世界の多くの国と同じく、摂氏(セルシウス / centígrados)が標準です。
アメリカで使われる華氏(Fahrenheit)は、基本的に使いません。旅行の際も、天気予報は摂氏で発表されるので安心してください!
まずは、温度の会話に欠かせない基本単語をカードでしっかり暗記しましょう。
現在の気温を言うには、主に2つの動詞の「型」があります。
気温が「〜の状態にある」というニュアンスで使います。特に Estamos a...
(私たちは〜の気温にいます) という言い方は非常によく使われます。
Estamos a + [数字] + grados.
Estamos a veintiocho grados.
Hoy en Osaka estamos a veintiocho grados Celsius.
天気を表す時に学んだ `hacer` も、気温を言う時に使えます。「〜度の気候だ」というニュアンスです。
Hace + [数字] + grados.
Hace treinta grados.
Hace cinco grados bajo cero.
(氷点下は bajo cero
を付ける)¿Qué temperatura hace hoy?
(今日、気温はどのくらい?)¿A cuántos grados estamos?
(今、何度ですか?)A: ¿A cuántos grados estamos en Osaka?
(大阪は今、何度?)
B: Estamos a veintiocho grados. ¡Hace calor!
(28度だよ。暑いね!)
体温や料理など、身の回りには様々な「温度」がありますね。
Tengo treinta y ocho grados de fiebre.
(私は38度の熱があります。)Pon el horno a ciento ochenta grados.
(オーブンを180度に設定して。)El agua está a veinte grados.
(水は20度です。)数字だけでなく、体感として「暑い」「寒い」と伝えたい時は、hacer
を使った表現が便利です。
Hace mucho calor.
Hace un poco de frío.
Hace fresco.