このページでは、「3時です」といった『時刻』ではなく、「3時間かかります」「2日間滞在します」といった『時間の長さ(期間)』の表現に特化して学びます。
映画の上映時間、旅行の期間、会議の長さなど、期間を表現するスキルは計画を立てたり、説明したりするのに不可欠です。
まずは、期間を表すための基本単語をカードでしっかり暗記しましょう。
「〜の間」「〜かかる」など、ニュアンスに応じていくつかの表現を使い分けます。
映画の上映時間やイベントの所要時間など、ある物事が「どのくらいの長さで続くか」を表す最も一般的な動詞です。
[イベント] + durar + [時間の長さ]
La película dura dos horas.
La reunión duró una hora y media.
ある一定の期間「〜の間ずっと」何かをした、ということを表します。英語の `during` や `for` に似ています。多くの場合、省略することも可能です。
[動詞] + (durante) + [時間の長さ]
Estudié durante tres horas.
Estuvimos en España (durante) dos semanas.
ある動作を完了するまでに「どのくらいの時間がかかるか」を表すのに特化した動詞です。
Tardar + [時間の長さ] + en + [動詞の原形]
Tardo una hora en llegar al trabajo.
El tren tarda treinta minutos de Osaka a Kioto.
「どのくらいの時間?」と尋ねる決まり文句です。使う動詞によって質問の形も変わります。
¿Cuánto tiempo dura la película?
(その映画の上映時間はどのくらいですか?)¿Cuánto tiempo tardas en llegar a la escuela?
(学校までどのくらい時間がかかりますか?)