序数で名詞を飾る

「1階、2番目のドア、3位」のように、物事の「順番」を表すのが『序数』です。
スペイン語の序数は、形容詞の仲間です。そのため、飾る名詞の性別と数に合わせて形が変化します。この基本さえ押さえれば、使いこなすのは簡単です!

ステップ1:まずは基本!1番目〜10番目をカードで覚えよう

日常会話で頻繁に使われるのは、なんといっても1番目から10番目まで。下のカードをクリックして、繰り返し声に出して練習しましょう。

ステップ2:序数の重要ルール(形容詞としての「活用」)

序数は形容詞の仲間なので、飾る名詞に合わせて形が変化(活用)します。これには2つの大きなルールがあります。

ルール1:名詞の「性・数」に合わせる

序数は、飾る名詞の性別と数によって、語尾が -o, -a, -os, -as と変化します。これは他の形容詞と全く同じルールです。

例:segundo (2番目) の変化

ルール2:`primero` と `tercero` の短縮ルール!【最重要】

序数の中で最も特別で、最も重要なルールです。primero (1番目)と tercero (3番目) は、特定の条件下で形が短くなります。

条件:うしろに「男性・単数」の名詞が来るとき

これは数字の `uno` が `un` になったルールと同じ仲間です!

primero → primer

tercero → tercer

ステップ3:11番目以降はどうなるの?

豆知識:日常会話では普通の数字(基数)で代用!

「11番目(undécimo)」などの難しい序数もありますが、日常会話では、10番目以降は普通の数字で代用するのが一般的です。難しい単語を覚える必要はありません!

作り方: [名詞 + 普通の数字]

まずは1番目から10番目までを完璧にすれば、会話では十分です!