時の副詞③:文で「時」を説明する (cuando...)
「〜するとき」「〜する前に」など、出来事を背景にタイミングを描写します。
「文」の形で時を説明する「時の副詞節」
1語や前置詞句だけでなく、「主語 + 動詞」を含む「文」の形で、主節の動作が「いつ」起こったのかを詳しく説明することができます。この文のカタマリを「時の副詞節」と呼び、`cuando` などの「接続詞」がそのカタマリの始まりの合図となります。
① `cuando` → 「〜するとき」
最も基本的で、最もよく使われる時の接続詞です。2つの出来事が同時に、あるいは連続して起こることを示します。
② `mientras` → 「〜する間(ずっと)」
2つの動作が「同時に進行している」ことを明確に表します。
③ `antes de que` と `después de que`
「〜する前に」「〜した後に」という意味で、前後関係を明確にします。
💡 注意:後ろに「文」を続けたい場合は `de que` の形になります。動詞だけを続けたい場合は、前置詞として `antes de + 不定詞` や `después de + 不定詞` を使います。
④ その他の時の接続詞
他にも様々な接続詞が時の関係を表します。
まとめ
文と文を「時」というキーワードでつなぐ副詞節は、物語を語ったり、出来事を順序立てて説明したりする上で不可欠な部品です。特に `cuando` は日常会話で頻繁に使われるので、自由に使えるように練習しましょう。