頻度の副詞①:「いつも」「ときどき」を表す不定頻度

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頻度の副詞①:「いつも」「ときどき」を表す不定頻度

具体的な回数を示さない、日常の習慣や傾向を表す言葉たちです。

"¿Con qué frecuencia?" の問いに答える部品

「時」の解説に続き、今回は動作が「どれくらいの頻度で」行われるかを示す「頻度」の副詞を学びます。その中でも、`siempre` (いつも) や `a veces` (時々) のように、はっきりとした回数を示さない「不定頻度」の副詞に焦点を当てます。

これらの副詞は、文中での基本的な置き場所が決まっていることが、非常に重要なポイントです。

不定頻度の副詞たち(頻度順)

まずは、どのような種類があるか、頻度の高い順に見てみましょう。

基本的な置き場所のルール

不定頻度の副詞の置き場所は、英語よりも少し柔軟ですが、最も基本となるルールは「動詞の前」です。

`nunca` を使った否定文

`nunca` (決して〜ない) は、それ自体が否定の意味を持つため、動詞の前に置けば、`no` は不要です。動詞の後ろに置く場合は、動詞の前に `no` が必要になります。

まとめ

不定頻度の副詞は、日常の習慣や性格を語るのに不可欠な言葉です。まずは `siempre`, `a veces`, `nunca` といった基本的な単語と、その置き場所の基本である「動詞の前」をしっかりマスターしましょう。次回は、具体的な回数を表す「定形頻度」の表現を学びます。