結果の副詞節:「その結果…」を導く
「とても〜なので、その結果…だ」という因果関係を、スマートに表現します。
「原因」から「結果」へ
原因や理由を述べたなら、その「結果」どうなったのかも表現したいですよね。「だから〜」「その結果〜」と、因果関係の結論部分を表す表現に焦点を当てます。
① `tan / tanto ... que ...` (とても〜なので、その結果…)
「程度が甚だしい原因」が「特定の結果」を引き起こす、という強い因果関係を表す構文です。英語の `so... that...` や `such... that...` に似ています。
`tan` + 形容詞/副詞 + `que` ...
`tanto/a/os/as` + 名詞 + `que` ...
`tanto` は修飾する名詞の性・数に一致して `tanto, tanta, tantos, tantas` と変化します。
動詞 + `tanto` + `que` ...
動詞を「とてもたくさん〜する」と強調する場合は、性・数に関係なく `tanto` を使います。
② `así que` / `por lo tanto` (だから、なので)
前の文の内容を受けて「だから、その結果」と、より直接的に結果を導く接続詞的な表現です。
- así que: 「だから、なので」。会話で非常によく使われる、カジュアルな表現です。
- por lo tanto: 「したがって、それゆえに」。よりフォーマルな書き言葉で使われます。
まとめ
「とても〜なので…だ」という強い因果関係は `tan/tanto ... que`、「だから」とシンプルに結果を述べるときは `así que`。この2つのグループを使いこなせると、話の展開が非常にスムーズになります。