第21回:カレンダーを使いこなす 〜曜日・月・日付の表現〜

HOME 文法まとめ 前へ 次へ

第21回:カレンダーを使いこなす 〜曜日・月・日付の表現〜

Здравствуйте!

文法の学習がかなり進んできたので、今回は日常生活に密着した実用的な表現、「曜日・月・日付」の言い方をまとめてマスターしましょう。友達との約束やスケジュールの確認など、会話で頻繁に使われるこれらの表現は、これまで学んできた格変化の知識を実践的に復習する絶好の機会にもなります。

曜日 (Дни недели)

まず、月曜日から日曜日までの言い方を覚えましょう。

「〜曜日に」と特定の曜日に行うことを言うときは、前置詞 в の後に曜日を対格にして置きます。

例文で曜日の表現を学ぼう

В понедельник у меня встреча. (月曜日に、私には会議があります。)

Мы пойдём в кино в субботу. (私たちは土曜日に映画に行きます。) - `суббота`(女)の対格は `субботу`

月 (Месяцы)

月の名前も、会話には欠かせませんね。

「〜月に」と言うときは、前置詞 в の後に月を前置格にして置きます。

例文で月の表現を学ぼう

Мой день рождения в мае. (私の誕生日は5月です。) - `май`の前置格は`мае`

В декабре в России очень холодно. (12月のロシアはとても寒いです。) - `декабрь`の前置格は`декабре`

日付の言い方

日付の言い方は少し複雑ですが、まずは基本の形を覚えましょう。「今日は何日ですか?」は Какое сегодня число? (カコーエ スィヴォードニャ チスロー?) と尋ねます。

答え方は、「[日(序数)] of [月(生格)]」という形になります。

Сегодня первое января. (今日は1月1日です。) - `первое`(1番目/中性主格) `января`(1月/生格)

Концерт будет пятого марта. (コンサートは3月5日にあります。) - `пятого`(5番目/生格) `марта`(3月/生格)

※日付の詳しい格変化は非常に複雑なので、まずは「〜月〜日」という形に慣れることを目指しましょう。


今回のまとめ

  1. 「〜曜日に」は `в + 対格` で表す。
  2. 「〜月に」は `в + 前置格` で表す。
  3. 日付は「日(序数)+月(生格)」の組み合わせで表現する。

同じ「〜に」でも、曜日と月で使う格が違うのが面白いところですね。格変化の良い復習になったと思います。

復習アプリ