入門編:過去の出来事を話そう 〜過去形 `~았/었어요`〜
안녕하세요!
今回は、「昨日、映画を観ました」「楽しかったです」のように、過去の出来事や状態について話すための「過去形」を学びます。作り方は、前回学んだ日常会話の丁寧語 `~아/어요` のルールと非常によく似ているので、復習のつもりで取り組めば、すぐにマスターできます。過去の話ができるようになると、会話の内容が一気に豊かになりますよ。
過去形の作り方:`~았어요 / ~었어요`
動詞や形容詞の原形から `다` を取った語幹の、最後の母音によって形が決まります。これはヘヨ体のルールと同じです。
- 語幹の最後の母音が 陽母音 (`ㅏ`, `ㅗ`) の場合 → ~았어요 (アッソヨ)
- 語幹の最後の母音が 陰母音 (`ㅏ`, `ㅗ`以外) の場合 → ~었어요 (オッソヨ)
- 하다 (する) で終わる動詞 → ~했어요 (ヘッソヨ)
例文で過去形の活用を比較しよう
陽母音 (`ㅏ`, `ㅗ`) の場合:
보다 (見る) → 보았어요 → 봤어요 (見ました) - 縮約形
좋다 (良い) → 좋았어요 (良かったです)
陰母音 (`ㅏ`, `ㅗ`以外) の場合:
먹다 (食べる) → 먹었어요 (食べました)
읽다 (読む) → 읽었어요 (読みました)
마시다 (飲む) → 마시었어요 → 마셨어요 (飲みました) - 縮約形
`하다`動詞の場合:
공부하다 (勉強する) → 공부했어요 (勉強しました)
過去の文を作ってみよう
어제 (オジェ / 昨日) や 지난 주 (チナン ジュ / 先週) といった言葉と一緒に使ってみましょう。
例文
어제 영화를 봤어요. (昨日、映画を見ました。)
아주 재미있었어요. (とても面白かったです。) - `있다`の過去形
저는 점심을 안 먹었어요. (私はお昼ご飯を食べていません。) - 否定の`안`を前に置く
주말에 뭐 했어요? (週末に何をしましたか?)
今回のまとめ
- 過去形は、語幹の母音に応じて `~았어요` または `~었어요` を付ける。
- `하다`動詞の過去形は `~했어요`。
- このルールは、動詞も形容詞も同じ。
ヘヨ体の母音ルールをしっかり理解していれば、過去形は簡単に作れます。これで会話の幅が大きく広がりましたね。