韓国語 中級編:様々な発言を伝える 〜間接話法②(疑問・命令・勧誘)〜

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中級編:様々な発言を伝える 〜間接話法②(疑問・命令・勧誘)〜

안녕하세요!

前回は、「〜だと言う」という平叙文の間接話法を学びました。今回はその続きとして、「『〜ですか?』と尋ねる」「『〜しなさい』と指示する」「『〜しよう』と誘う」といった、様々な種類の働きかけを伝達する方法をマスターします。引用する文の種類によって語尾の形が変わる、間接話法の奥深い世界を探検しましょう。これができれば、ほぼ全ての会話内容を他者に伝えることができるようになります。

① 疑問文の引用:「〜かと尋ねる」 (`~냐고 하다/묻다`)

「〜ですか?」という質問を引用する際は、語幹に ~냐고 하다 (ニャゴ ハダ) を付けます。「言う」という意味の 하다 の代わりに、「尋ねる」という意味の 묻다 (물어요) を使うと、より自然です。

例文 (疑問文の引用)

친구가 "지금 뭐 해?"라고 물었어요.친구가 지금 뭐 하냐고 물었어요. (友達が今何をしているのかと尋ねました。)

선생님이 학생에게 "이름이 뭐예요?"라고 질문했어요.선생님이 학생에게 이름이 뭐냐고 질문했어요. (先生が学生に名前は何かと質問しました。) - 名詞の場合は `-(이)냐고`

② 命令文の引用:「〜しろと言う」 (`~(으)라고 하다`)

「〜しなさい」という命令や指示を引用する際は、動詞の語幹に ~(으)라고 하다 (ウラゴ ハダ / ラゴ ハダ) を付けます。パッチムの有無で形が変わります。

例文 (命令文の引用)

엄마가 저에게 "방을 청소해라!" 했어요.엄마가 저에게 방을 청소하라고 했어요. (お母さんが私に部屋を掃除しろと言いました。) - パッチム無+`라고`

의사 선생님이 "약을 잘 먹으세요."라고 했어요.의사 선생님이 약을 잘 먹으라고 했어요. (お医者さんが薬をよく飲むようにと言いました。) - パッチム有+`으라고`

③ 勧誘文の引用:「〜しようと言う」 (`~자고 하다`)

「〜しましょう」という誘いや提案を引用する際は、動詞の語幹に ~자고 하다 (チャゴ ハダ) を付けます。

例文 (勧誘文の引用)

친구가 "같이 영화 보자." 했어요.친구가 같이 영화를 보자고 했어요. (友達が一緒に映画を観ようと言いました。)

수진 씨가 주말에 등산 가자고 제안했어요. (スジンさんが週末に登山に行こうと提案しました。)


今回のまとめ

間接話法は、引用する文の種類によって形が変わる、パズルのような文法です。

  1. 疑問文の引用は `~냐고 하다`
  2. 命令文の引用は `~(으)라고 하다`
  3. 勧誘文の引用は `~자고 하다`

この4つのパターン(平叙文含む)を覚えれば、どんな会話でも他者に正確に伝えることができます。

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