中級編:気持ちを伝える表現 〜願望・義務・可能〜
안녕하세요!
今回は、「韓国に行きたい」「宿題をしなければならない」「キムチを食べることができる」といった、自分の気持ちや状況を具体的に表現するための、3つの超重要文法をまとめて学びます。これらの表現は、動詞の語幹に特定のパーツを組み合わせるだけで作ることができ、日常会話で使わない日はないほど頻繁に登場します。
① 願望:`~고 싶다` (〜したい)
動詞の語幹に ~고 싶다 (コ シプタ) を付けることで、「〜したい」という願望を表すことができます。싶다 は形容詞なので、実際の会話では ~고 싶어요 (コ シポヨ) の形で使われることがほとんどです。
例文 (`~고 싶다`)
저는 한국에 가고 싶어요. (私は韓国に行きたいです。)
이 영화를 보고 싶어요. (この映画が見たいです。)
뭐 먹고 싶어요? (何が食べたいですか?)
② 義務:`~아/어야 하다(되다)` (〜しなければならない)
「〜しなければならない」「〜すべきだ」という義務や当為を表します。作り方は、動詞や形容詞のヘヨ体を作る時と同じように、語幹の最後の母音に応じて ~아야/어야 を付け、そこに 하다 (する) または 되다 (なる) を続けます。(意味はほぼ同じです)
例文 (`~아/어야 하다`)
지금 집에 가야 해요. (今、家に帰らなければなりません。) - `가다`→`가`+`아야 해요`
내일 일찍 일어나야 돼요. (明日、早く起きなければなりません。) - `일어나다`→`일어나`+`야 돼요`
약을 먹어야 해요. (薬を飲まなければなりません。) - `먹다`→`먹`+`어야 해요`
③ 可能・不可能:`~(으)ㄹ 수 있다/없다` (〜できる/できない)
「〜することができる/できない」という能力や可能性を表します。動詞の語幹に、パッチムの有無に応じて ~(으)ㄹ 수 を付け、そこに 있다/없다 を続けます。
例文 (`~(으)ㄹ 수 있다/없다`)
パッチムがない場合 (`~ㄹ 수 있다/없다`):
저는 한국어를 할 수 있어요. (私は韓国語ができます。) - `하다`→`할`
내일 만날 수 있어요? (明日、会えますか?) - `만나다`→`만날`
パッチムがある場合 (`~을 수 있다/없다`):
김치를 먹을 수 있어요. (キムチを食べることができます。) - `먹다`→`먹을`
이 책을 읽을 수 없어요. (この本を読むことができません。) - `읽다`→`읽을`
今回のまとめ
自分の意思や能力を伝えるための3つの重要な文法を学びました。
- 願望「〜したい」は `~고 싶어요`。
- 義務「〜すべき」は `~아/어야 해요`。
- 可能「〜できる」は `~(으)ㄹ 수 있어요`。