中級編:文と文をつなぐ 〜接続語尾①(理由と逆接)〜
안녕하세요!
これまでは一つの完結した文(単文)を作る練習をしてきました。ここからは、文と文をつなぎ、より長く論理的な文章を作るための「接続語尾」を学んでいきます。これは、日本語の「〜して、」「〜だけど、」「〜だから、」のように、動詞や形容詞の語幹に付けて、文を接続する働きをします。今回は、最も基本的な接続語尾をマスターしましょう。
① 単純な接続・羅列:`~고` (〜して、〜で)
2つ以上の動作や状態を、時間的な順序や因果関係をあまり意識せず、単純に繋げる役割をします。作り方は、動詞・形容詞の語幹にそのまま ~고 (コ) を付けるだけです。
例文 (`~고`)
저는 밥을 먹고, 영화를 봤어요. (私はご飯を食べて、映画を見ました。)
이 옷은 싸고 예뻐요. (この服は安くてきれいです。)
② 逆接:`~지만` (〜だけど、〜だが)
前の文と後ろの文が、逆の内容であることを示します。日本語の「〜だが、〜だけれども」と同じ感覚で使えます。これも、語幹にそのまま ~지만 (チマン) を付けます。
例文 (`~지만`)
한국어는 재미있지만 어려워요. (韓国語は面白いですが、難しいです。)
비가 오지만 밖에 나갈 거예요. (雨が降っていますが、外に出かけるつもりです。)
③ 理由・原因:`~아/어서` vs `~(으)니까`
「〜なので、〜だから」という理由を表す語尾には、ニュアンスの違う2つの代表的な形があります。
`~아/어서` (〜なので、〜してから)
一般的・客観的な因果関係を表します。作り方はヘヨ体と同じで、語幹の母音に応じて ~아서 と ~어서 を使い分けます。重要:後ろの文に命令形や勧誘形は来ません。
배가 아파서 병원에 갔어요. (お腹が痛いので、病院へ行きました。) - `아프다`→`아파서`
`~(으)니까` (〜だから、〜してみると)
話し手の主観的な判断や、何かを発見したときの理由付けに使われます。後ろの文に命令形や勧誘形が来ることが多いのが最大の特徴です。
날씨가 좋으니까 공원에 갑시다. (天気が良いから、公園に行きましょう。) - `좋다`にパッチム有→`으니까`
今回のまとめ
- 動作の羅列は `~고`、逆接は `~지만` を使う。
- 理由を表す語尾には `~아/어서` と `~(으)니까` があり、ニュアンスや後ろに来る文で使い分ける。