入門編:2種類の数字を使いこなす! 〜漢数詞と固有数詞〜
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今回は、韓国語の学習者が必ず通る道であり、そして非常に重要な「数字」の数え方を学びます。韓国語の面白い特徴は、日本語の「いち、に、さん…」と「ひとつ、ふたつ、みっつ…」のように、数字に2つのシステムがあり、場面によって使い分けることです。一つは中国語由来の「漢数詞」、もう一つは韓国固有の「固有数詞」です。それぞれの使い方をしっかりマスターしましょう。
① 漢数詞 (일, 이, 삼...)
中国語由来の数字で、比較的覚えやすいシステムです。
1〜10: 일, 이, 삼, 사, 오, 육, 칠, 팔, 구, 십
100, 1000, 10000: 백, 천, 만
主な用途:値段、年月日、電話番号、住所、階、分、秒など、番号や単位として使われることが多いです。
漢数詞の例文
오층에 가세요. (5階へ行ってください。)
이것은 삼천 원입니다. (これは3000ウォンです。)
오늘은 유월 이십오일입니다. (今日は6月25日です。)
② 固有数詞 (하나, 둘, 셋...)
韓国固有の言葉で、主にものの個数や人数、年齢、時間(〜時)などを数えるときに使います。
1〜10: 하나, 둘, 셋, 넷, 다섯, 여섯, 일곱, 여덟, 아홉, 열
最重要! 固有数詞の特別ルール
固有数詞の 1, 2, 3, 4 (`하나, 둘, 셋, 넷`) は、後ろに助数詞(개(個), 명(名), 시(時)など)が付くと、形が変化します!これは絶対に覚えましょう。
- 하나 → 한
- 둘 → 두
- 셋 → 세
- 넷 → 네
例文で固有数詞の変化を比較しよう
사과 하나 주세요. (りんごを一つください。) - 助数詞なし
사과 한 개 주세요. (りんごを一個ください。) - `개`(個)が付いたので `한` に変化
학생이 둘이에요. (学生は二人です。)
학생이 두 명이에요. (学生が二名です。) - `명`(名)が付いたので `두` に変化
지금 세 시예요. (今、3時です。) - `시`(時)が付いたので `세` に変化
今回のまとめ
- 韓国語には「漢数詞」と「固有数詞」の2つの数字システムがある。
- 漢数詞は値段・日付・番号などに、固有数詞は個数・年齢・時間(〜時)などに使う。
- 固有数詞の1〜4は、助数詞が付くと `한, 두, 세, 네` に形が変わる。