小説対策問題 084(本文1000字・選択肢10個+英訳)
本文(抜粋)
帰国後も、グループチャットは旅の思い出や写真であふれていた。
クミは「またみんなで行こうね!」と呼びかけ、ナジミは「日常がちょっと明るくなった気がする」と伝えた。
イタオは「旅で覚えた現地語、もう少し勉強しようかな」とやる気を見せ、コメヒョは「フォトブックを作ってみんなに配るね!」と提案した。
ソラは「思い出があるから、どんな日もがんばれる」と微笑んだ。
旅で深まった絆と新しい目標が、それぞれの毎日を輝かせていた。
【問題】
この場面のグループの特徴や雰囲気として本文に最も合うものを選べ。
- 旅の後、グループのやりとりはなくなった。
- 思い出や写真はすぐに忘れられた。
- 旅の経験が新しい目標や前向きな力をもたらしていた。
- 現地語やフォトブックには関心がなかった。
- 日常に変化はなかった。
- クミは次の旅を望んでいなかった。
- ソラは思い出を否定的に受け止めていた。
- イタオは旅のことを振り返らなかった。
- ナジミは明るい気持ちになれなかった。
- 旅の絆や目標は感じられなかった。
【正解と解説】
正解:3
- 選択肢3:◎ 「旅の経験」「新しい目標」「前向きな力」「絆」「日常が明るく」「フォトブック」「現地語」など本文の描写と完全一致。
- その他:本文の内容や雰囲気に合わない。
語句説明:
目標:新しく決めて目指すこと。
絆:人と人との強いつながり。
【コツ伝授】
- **「経験」「目標」「前向き」「絆」「思い出」「日常が明るく」「フォトブック」「現地語」などの表現に注目。**
- 旅の出来事が日常や未来にどう影響しているかを全体から読み取ろう。
- 消極的・無関心・否定的な描写がないかも消去法で確認。
【English Translation of the Passage】
Even after returning home, their group chat was filled with travel memories and photos.
Kumi called out, “Let’s all go together again!” and Najimi said, “I feel like everyday life is a bit brighter now.”
Itao showed his motivation, “I want to keep studying the language we learned on the trip,” and Komehyo proposed, “I’ll make a photo book and share it with everyone!”
Sora smiled, “With these memories, I can handle anything.”
The bonds deepened on their journey and new goals lit up each of their lives.