第16回:数字をマスターしよう! 〜基数と序数〜

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第16回:数字をマスターしよう! 〜基数と序数〜

Yksi, kaksi, kolme! (ウクシ, カクシ, コルメ! 1, 2, 3!)

今回は、買い物や時間、年齢を言うときなど、日常生活のあらゆる場面で必要となる「数字」を学びます。フィンランド語の数字の仕組みと、数字の後ろに来る名詞の形が変わるという、とても重要で面白いルールも一緒にマスターしましょう!

基数 (1, 2, 3...)

まずは基本となる数字の読み方です。

数字の後の名詞の形

フィンランド語の非常に重要なルールです。

  • 1 の後 → 名詞は単数主格 (基本の形): yksi kirja (1冊の本)
  • 2 以上の後 → 名詞は単数分格!: kaksi kirjaa (2冊の本), viisi omenaa (5個のりんご)

Minulla on yksi veli ja kaksi siskoa. (私には一人の兄弟と二人の姉妹がいます。)

Tämä maksaa kaksikymmentä euroa. (これは20ユーロです。)

序数 (1番目の, 2番目の...)

順番を表す序数もよく使われます。

序数も形容詞のように、後ろの名詞に合わせて格変化します。

Asun kolmannessa kerroksessa. (私は3階に住んでいます。)

Tämä on ensimmäinen kertani Suomessa. (これが私の初めてのフィンランドです。)


今回のまとめ

  1. フィンランド語の数字の仕組みを覚える。
  2. 最重要ルール:2以上の数字の後ろの名詞は「単数分格」になる。
  3. 序数は`ensimmäinen`, `toinen`が不規則で、あとは基数から作る。

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