第9回:質問してみよう! 〜疑問詞と -ko/-kö の使い方〜

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第9回:質問してみよう! 〜疑問詞と `-ko/-kö` の使い方〜

Kysytään kysymyksiä! (キュシュターン キュシュμクシャ! 質問をしよう!)

会話は質問から始まります。今回は、フィンランド語で様々な質問をするための方法を学びます。`Kuka?` (誰?) や `Mitä?` (何を?) といった「疑問詞」を使う方法と、動詞に魔法のパーツ-ko/-köを付けて「〜ですか?」と尋ねる、フィンランド語らしいYes/No疑問文の作り方をマスターしましょう!

疑問詞を使った質問

英語の5W1Hのように、フィンランド語にも文の頭に置いて使う疑問詞があります。

主な疑問詞

  • Kuka? (誰?) / Ketä? (誰を?)
  • Mikä? (何? - 主語) / Mitä? (何を? - 目的語)
  • Missä? (どこで?), Mistä? (どこから?), Mihin? (どこへ?)
  • Milloin? (いつ?)
  • Miksi? (なぜ?)
  • Miten? / Kuinka? (どのように?)

Kuka sinä olet? (あなたは誰ですか?)

Mitä sinä teet? (君は何をしていますか?)

Miksi opiskelet suomea? (なぜあなたはフィンランド語を勉強しているのですか?)

Yes/No疑問文:`-ko/-kö` の魔法

「はい」か「いいえ」で答えられる質問を作るときは、質問の中心となる単語(主に動詞)に、疑問を表す接辞-koまたは-kö(母音調和!)を付けます。そして、その単語を文の最初に持ってきます。

Olet opiskelija. (君は学生だ。) → Oletko sinä opiskelija? (君は学生ですか?)

Hän puhuu englantia. (彼は英語を話す。) → Puhuuko hän englantia? (彼は英語を話しますか?)

答え方はシンプルです。

Kyllä, olen opiskelija. (はい、学生です。)
Ei, en ole opiskelija. (いいえ、学生ではありません。)


今回のまとめ

質問の仕方がわかると、会話がぐっと能動的になりますね。

  1. `Kuka`, `Mitä`などの疑問詞を文頭に置いて質問する。
  2. Yes/Noで答える質問は、動詞などの語尾に`-ko/-kö`を付けて文頭に置く。

この`-ko/-kö`のルールは、フィンランド語の非常に大きな特徴です。ぜひ積極的に使って、いろいろなことを尋ねてみてください!

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