第1章 第2節: キラキラ挨拶ことば ~世界の友達とつながろう~
挨拶は心のドアを開けるカギ!
みんな、新しい友達を作るとき、まず何から始めるかな?そう、「こんにちは!」とか「おはよう!」って声をかけることからだよね!挨拶は、人と人とをつなぐ、魔法の言葉なんだ。
エスペラント語を学んだら、世界中のエスペランティスト(エスペラントを話す人たち)とすぐにでもお話したくなるはず!このページでは、そんなときに使える基本的な挨拶の言葉を一緒に覚えていこう。
挨拶をするときは、にっこり笑顔も忘れずにね!言葉だけじゃなくて、気持ちも一緒に伝えることが大切だよ。心理学的に見ても、笑顔で挨拶されると、相手も嬉しい気持ちになって、もっと仲良くなれるんだ。さあ、エスペラント語で心のキャッチボールを始めよう!
アクセントは、もちろん前のページで習ったルール通り、「後ろから2番目の母音」だよ!
基本的な挨拶を覚えよう!
Saluton! (サルートン!)
こんにちは! / やあ! / どうも!
一番基本的で、いつでも、誰にでも使える万能な挨拶だよ。朝昼晩、知り合いにも初めて会う人にも使えてとっても便利!迷ったらまずこれ!
Bonan matenon! (ボーナン マテーノン!)
おはようございます!
朝の挨拶だね。「良い朝を!」っていう意味だよ。mateno が「朝」という意味なんだ。
Bonan tagon! (ボーナン ターゴン!)
こんにちは!
日中(だいたいお昼から夕方前まで)の挨拶だよ。「良い日を!」っていう意味。tago が「日」だね。
Bonan vesperon! (ボーナン ヴェスペーロン!)
こんばんは!
夕方から夜にかけての挨拶。「良い夕べを!」っていう意味。vespero が「夕方、晩」だよ。
Bonan nokton! (ボーナン ノークトン!)
おやすみなさい!
夜寝る前の挨拶。「良い夜を!」っていう意味。nokto が「夜」だね。
(あれ?「Bonan」って何だろう?って思ったかな?これは「良い」っていう意味の形容詞 bona の目的格の形で、ここでは「良い〇〇を(祈ります)」という気持ちが込められているんだ。詳しいことはまた別の機会にね!)
別れの挨拶と感謝の言葉
Adiaŭ! (アディーアウ!)
さようなら!
少し丁寧な、あるいはしばらく会えないかもしれないときの別れの挨拶だよ。「神の元へ(行くあなたに幸あれ)」というようなニュアンスが含まれているんだ。
Ĝis (revido)! (ヂス (レヴィード)!)
またね! / また会いましょう! / じゃあね!
「Ĝis」だけでも「またね」という感じで使える、もっと気軽な別れの言葉だよ。「revido」は「再会」という意味で、「Ĝis revido」で「また会う時まで」となるんだ。「Ĝis la (revido)!」(ヂス ラ (レヴィード)!)と言うともっとくだけた感じになるよ。
他にも、「Ĝis morgaŭ!」(ヂス モールガウ! - また明日!)みたいに、「Ĝis」の後に具体的な時を表す言葉を続けることもできるんだ。
Dankon! (ダーンコン!)
ありがとう!
感謝の気持ちを伝える、とっても大切な言葉だね!
Nedankinde. (ネダンキーンデ。)
どういたしまして。
「ありがとう」って言われたら、こう返そう。「感謝には及ばないよ」というような意味だよ。
Bonvolu. (ボンヴォール。)
お願いします。/ どうぞ (~してください)。
英語の "please" に似ている言葉だよ。何かをお願いするときや、人に何かを勧めるときに使うんだ。「良い意志で」という感じの意味が含まれているよ。
Pardonon. (パルドーノン。)
ごめんなさい。/ すみません。
謝るときや、ちょっと声をかけるときに使うよ。「許しを」という意味合いがあるんだ。
簡単な会話の練習
覚えた挨拶を使って、実際に会話しているつもりで練習してみよう!
アキラくん: Saluton!
ソフィアさん: Saluton!
ケンジ先生: Bonan matenon, Taro! (おはよう、タロウ君!)
タロウくん: Bonan matenon, sensei! (おはようございます、先生!)
(「sensei」は日本語だけど、こんな風に相手の名前や呼び名を挨拶に加えることもできるよ。)
エミちゃん: Dankon pro la helpo! (助けてくれてありがとう!)
マルコくん: Nedankinde. (どういたしまして。)
リナさん: Ĝis revido!
パウロさん: Ĝis!