walk は、edを付けるだけで過去形・過去分詞形になる規則動詞です。しかし、発音には大きな注意点があります。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | walk | I walk to work. |
三単現形 (3rd Person Singular) | walks | He walks his dog every morning. |
過去形 (Past) | walked | She walked home. |
過去分詞形 (Past Participle) | walked | I have walked ten thousand steps today. |
現在分詞形 (Present Participle) | walking | They are walking in the park. |
発音注意! `l`は発音しない!
`walk`の`l`は発音しません(黙字)。「ウォルク」ではなく、「ウォーク」 /wɔːk/ と発音するのが正しいです。これは絶対的なルールなので、必ず覚えましょう。
walk のコアイメージは、その名の通り「歩行」そのものです。
walk の本質は、走る(run)よりは遅いペースで、足を使って前に進むという、最も基本的な移動方法です。このシンプルな「歩く」というイメージが、様々な使い方に発展していきます。
主語が「歩く」という、最も基本的な使い方です。`to`や`in`などの前置詞を伴って、行き先や場所を示すことがほとんどです。
例文:I usually walk to the nearest station.
(私は普段、最寄りの駅まで歩きます。)
the nearest station
- `nearest`(最も近い)という最上級で特定されているため、定冠詞`the`が付きます。
例文:They are walking hand in hand.
(彼らは手をつないで歩いている。)
目的語を取り、「〜を歩かせる」という意味で使うことができます。特に「犬の散歩」や「人を家まで送る」といった場面で頻繁に使われます。
例文:I have to walk the dog every morning and evening.
(私は毎朝晩、犬を散歩させなければならない。)
the dog
- 自分の飼っている特定の犬を指すため`the`が付きます。
例文:Don't worry, I'll walk you to the bus stop.
(心配しないで、バス停まで歩いて送るよ。)
the bus stop
- 特定のバス停を指すため`the`が付きます。
`walk`は「散歩」という、数えられる名詞としても非常によく使われます。`go for a walk`や`take a walk`という形で覚えてしまいましょう。
例文:It's a beautiful day. Let's go for a walk.
(素晴らしい日だね。散歩に行こうよ。)
a beautiful day
- 「ある一つの素晴らしい日」。a walk
- 「一回の散歩」という数えられる活動の単位として`a`が付きます。
例文:I took a long walk along the river.
(私は川に沿って長い散歩をした。)
a long walk
- 「一回の長い散歩」。the river
- 特定の川。
お疲れ様でした!`walk`の基本的な使い方と、重要な発音ルール、そして名詞としての頻出表現がご理解いただけたでしょうか。
`walk`は日常のあらゆる場面で使える便利な動詞です。まずは`Let's go for a walk.`と、誰かを散歩に誘うところから使ってみてください!