walk

ステップ1:動詞walkの活用と発音

walk は、edを付けるだけで過去形・過去分詞形になる規則動詞です。しかし、発音には大きな注意点があります。

活用形例文(クリックで発音)
原形 (Base Form)walkI walk to work.
三単現形 (3rd Person Singular)walksHe walks his dog every morning.
過去形 (Past)walkedShe walked home.
過去分詞形 (Past Participle)walkedI have walked ten thousand steps today.
現在分詞形 (Present Participle)walkingThey are walking in the park.

発音注意! `l`は発音しない!
`walk`の`l`は発音しません(黙字)。「ウォルク」ではなく、「ウォーク」 /wɔːk/ と発音するのが正しいです。これは絶対的なルールなので、必ず覚えましょう。

ステップ2:walkのコアイメージを掴む

walk のコアイメージは、その名の通り「歩行」そのものです。

walkのコアイメージ:「足を使って、一歩ずつ前に『歩行する』」

walk の本質は、走る(run)よりは遅いペースで、足を使って前に進むという、最も基本的な移動方法です。このシンプルな「歩く」というイメージが、様々な使い方に発展していきます。

ステップ3:本動詞walkの基本パターン

① 歩く、歩いて行く(自動詞)

主語が「歩く」という、最も基本的な使い方です。`to`や`in`などの前置詞を伴って、行き先や場所を示すことがほとんどです。

例文:I usually walk to the nearest station. (私は普段、最寄りの駅まで歩きます。)

冠詞ルール: the nearest station - `nearest`(最も近い)という最上級で特定されているため、定冠詞`the`が付きます。

例文:They are walking hand in hand. (彼らは手をつないで歩いている。)

冠詞ルール: `hand in hand`は「手と手を取り合って」という意味の定型句です。

② [犬など]を散歩させる / [人]を歩いて送る(他動詞)

目的語を取り、「〜を歩かせる」という意味で使うことができます。特に「犬の散歩」や「人を家まで送る」といった場面で頻繁に使われます。

例文:I have to walk the dog every morning and evening. (私は毎朝晩、犬を散歩させなければならない。)

冠詞ルール: the dog - 自分の飼っている特定の犬を指すため`the`が付きます。

例文:Don't worry, I'll walk you to the bus stop. (心配しないで、バス停まで歩いて送るよ。)

冠詞ルール: the bus stop - 特定のバス停を指すため`the`が付きます。

ステップ4:名詞としてのwalkの使い方

`walk`は「散歩」という、数えられる名詞としても非常によく使われます。`go for a walk`や`take a walk`という形で覚えてしまいましょう。

例文:It's a beautiful day. Let's go for a walk. (素晴らしい日だね。散歩に行こうよ。)

冠詞ルール: a beautiful day - 「ある一つの素晴らしい日」。a walk - 「一回の散歩」という数えられる活動の単位として`a`が付きます。

例文:I took a long walk along the river. (私は川に沿って長い散歩をした。)

冠詞ルール: a long walk - 「一回の長い散歩」。the river - 特定の川。

まとめ:walkマスターへの最終確認

お疲れ様でした!`walk`の基本的な使い方と、重要な発音ルール、そして名詞としての頻出表現がご理解いただけたでしょうか。

`walk`は日常のあらゆる場面で使える便利な動詞です。まずは`Let's go for a walk.`と、誰かを散歩に誘うところから使ってみてください!