study

ステップ1:動詞studyの活用

study は、yで終わる動詞の基本的な変化ルールに従う規則動詞です。スペルに注意しましょう。

活用形例文(クリックで発音)
原形 (Base Form)studyI need to study.
三単現形 (3rd Person Singular)studiesShe studies every night.
過去形 (Past)studiedWe studied hard.
過去分詞形 (Past Participle)studiedHe has studied abroad.
現在分詞形 (Present Participle)studyingWhat are you studying?

スペル注意!: `study`のように「子音 + y」で終わる動詞は、三単現形では`y`を`i`に変えて`es`を付け(studies)、過去形・過去分詞形では`y`を`i`に変えて`ed`を付けます(studied)。

ステップ2:studyのコアイメージとlearnとの違い

study をマスターする鍵は、それが「結果」ではなく「プロセス」を表す動詞だと理解することです。

studyのコアイメージ:「知識を得るために、意識的に『頭と時間を使う』こと」

study の本質は、本を読んだり、授業を受けたり、何かを暗記したりと、知識や情報を得ようと努力する「過程(プロセス)」そのものです。その結果、知識が身についたかどうかは問いません。机に向かって頑張っている姿が`study`のイメージです。

ニュアンスの違い: study と learn

「たくさん`study`したけど、何も`learn`できなかった」という状況はあり得ます。この違いを理解することが重要です。

ステップ3:本動詞studyの基本パターン

① [科目・分野]を勉強する、研究する

学校の科目や、大学の専攻、専門分野などを「学ぶ」という最も基本的な使い方です。

例文:My daughter is studying art history at a university. (私の娘は大学で美術史を勉強しています。)

冠詞ルール: art history - 「美術史」のような学問の分野には、通常冠詞は付きません。a university - 「(たくさんある中の)ある一つの大学」なので不定冠詞`a`が付きます。

例文:I have to study for a math test tomorrow. (明日は数学のテストのために勉強しなければならない。)

冠詞ルール: a math test - 「一つの数学のテスト」なので`a`が付きます。

② [物・事]を注意深く調べる、検討する

学問だけでなく、地図や報告書、人の表情などを「じっくりと見て調べる」という、より広い意味でも使われます。

例文:The team is studying the market to develop a new product. (そのチームは新製品を開発するために市場を調査している。)

冠詞ルール: The team - 特定のチーム。the market - 特定の「その市場」。a new product - 「一つの新製品」。

ステップ4:名詞としてのstudy

`study`は「勉強、研究」という名詞としても非常によく使われます。

例文:A recent study showed the importance of a good sleep. (最近のある研究は、質の良い睡眠の重要性を示した。)

冠詞ルール: A recent study - 「ある一つの最近の研究」。the importance of ... - 「〜の重要性」という特定の概念。a good sleep - 「一つの質の良い睡眠」。

例文:He is in his study. (彼は書斎にいます。)

冠詞ルール: `study`は「書斎」という意味の名詞としても使われます。`his study`で「彼の書斎」と特定されています。

まとめ:studyマスターへの最終確認

お疲れ様でした!`study`が、知識習得の「プロセス」に焦点を当てた動詞であることが、お分かりいただけたでしょうか。

`I studied English yesterday.`(昨日英語を勉強した)と`I learned some new words.`(新しい単語をいくつか覚えた)のように、`study`と`learn`をセットで使うと、あなたの学習体験をより豊かに表現できます!