stop

ステップ1:動詞stopの活用

stop は、語尾のpを重ねてedを付ける規則動詞です。スペルに注意しましょう。

活用形例文(クリックで発音)
原形 (Base Form)stopThe bus didn't stop.
三単現形 (3rd Person Singular)stopsMy watch sometimes stops.
過去形 (Past)stoppedHe stopped the car.
過去分詞形 (Past Participle)stoppedThe rain has stopped.
現在分詞形 (Present Participle)stoppingThank you for stopping by.

スペル注意!: `stop`のように「短母音+子音」で終わる単語は、最後のpを重ねてから`ed`や`ing`を付けます。(`stopped`, `stopping`)

ステップ2:stopのコアイメージと最重要ルール

stop をマスターする鍵は、「継続している流れを断ち切る」というイメージと、後ろに続く形で意味が180度変わるというルールを理解することです。

stopのコアイメージ:「動いている物事の流れを『断ち切る・中断する』」

stop の本質は、走っている車、続いている雨、行っている作業など、継続している何かの「流れを断ち切り、停止させる」ことです。`start`がゼロからイチを生み出すのに対し、`stop`はイチからゼロへ戻す、中断のイメージです。

最重要: stop -ing と stop to do の違い

この2つの意味は全く異なります。これは英語学習における最大の関門の一つです。

「〜をやめる」なら`-ing`、「〜するために止まる」なら`to do`と、はっきりと区別して覚えましょう。

ステップ3:本動詞stopの基本パターン

① [動き・活動]が止まる、を止める

雨や車、音楽など、動いているものが止まる、または止めるという最も基本的な使い方です。

例文:The music stopped suddenly. (その音楽は突然止まった。)

冠詞ルール: The music - その時流れていた特定の音楽を指すため、定冠詞`the`が付きます。

例文:Can you please stop the noise? (その騒音を止めてもらえませんか?)

冠詞ルール: the noise - 今聞こえている特定の騒音なので`the`が付きます。

② stop + [人] + from + -ing:(人)が〜するのを妨げる

悪天候や障害などが、人の行動を「妨害してやめさせる」という使い方です。`from`は省略されることもあります。

例文:The heavy snow stopped us from going out. (その大雪が私たちが外出するのを妨げた。)

冠詞ルール: The heavy snow - 話題になっている特定の大雪なので`the`が付きます。

ステップ4:stopを使った頻出句動詞

stop by (〜に立ち寄る): I'll stop by the convenience store on my way home. (家に帰る途中でコンビニに立ち寄ります。)

冠詞ルール: the convenience store - 特定のコンビニ、あるいは「コンビニという種類の店」として`the`が使われます。my way home - 所有格で特定されています。

stop over ((旅行の途中で)立ち寄る、滞在する): We stopped over in Hawaii for a few days on our way to Canada. (私たちはカナダへ行く途中で、ハワイに数日間立ち寄った。)

冠詞ルール: Hawaii, Canada - 地名なので冠詞なし。a few days - 「2、3日」という期間を表す定型句。

まとめ:stopマスターへの最終確認

お疲れ様でした!`stop`の使い方は、特に後ろに続く動詞の形が重要であることが、お分かりいただけたでしょうか。

`stop to do`と`stop -ing`の意味の違いは、英語のテストでも頻出する超重要項目です。この機会に完璧にマスターして、英語力に差をつけましょう!