stop は、語尾のpを重ねてedを付ける規則動詞です。スペルに注意しましょう。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | stop | The bus didn't stop. |
三単現形 (3rd Person Singular) | stops | My watch sometimes stops. |
過去形 (Past) | stopped | He stopped the car. |
過去分詞形 (Past Participle) | stopped | The rain has stopped. |
現在分詞形 (Present Participle) | stopping | Thank you for stopping by. |
スペル注意!: `stop`のように「短母音+子音」で終わる単語は、最後のpを重ねてから`ed`や`ing`を付けます。(`stopped`, `stopping`)
stop をマスターする鍵は、「継続している流れを断ち切る」というイメージと、後ろに続く形で意味が180度変わるというルールを理解することです。
stop の本質は、走っている車、続いている雨、行っている作業など、継続している何かの「流れを断ち切り、停止させる」ことです。`start`がゼロからイチを生み出すのに対し、`stop`はイチからゼロへ戻す、中断のイメージです。
この2つの意味は全く異なります。これは英語学習における最大の関門の一つです。
He stopped smoking.
(彼はタバコを吸うのをやめた → 禁煙した)He stopped to smoke.
(彼はタバコを吸うために立ち止まった → 一服した)「〜をやめる」なら`-ing`、「〜するために止まる」なら`to do`と、はっきりと区別して覚えましょう。
雨や車、音楽など、動いているものが止まる、または止めるという最も基本的な使い方です。
例文:The music stopped suddenly.
(その音楽は突然止まった。)
The music
- その時流れていた特定の音楽を指すため、定冠詞`the`が付きます。
例文:Can you please stop the noise?
(その騒音を止めてもらえませんか?)
the noise
- 今聞こえている特定の騒音なので`the`が付きます。
悪天候や障害などが、人の行動を「妨害してやめさせる」という使い方です。`from`は省略されることもあります。
例文:The heavy snow stopped us from going out.
(その大雪が私たちが外出するのを妨げた。)
The heavy snow
- 話題になっている特定の大雪なので`the`が付きます。
stop by (〜に立ち寄る): I'll stop by the convenience store on my way home.
(家に帰る途中でコンビニに立ち寄ります。)
the convenience store
- 特定のコンビニ、あるいは「コンビニという種類の店」として`the`が使われます。my way home
- 所有格で特定されています。
stop over ((旅行の途中で)立ち寄る、滞在する): We stopped over in Hawaii for a few days on our way to Canada.
(私たちはカナダへ行く途中で、ハワイに数日間立ち寄った。)
Hawaii
, Canada
- 地名なので冠詞なし。a few days
- 「2、3日」という期間を表す定型句。
お疲れ様でした!`stop`の使い方は、特に後ろに続く動詞の形が重要であることが、お分かりいただけたでしょうか。
`stop to do`と`stop -ing`の意味の違いは、英語のテストでも頻出する超重要項目です。この機会に完璧にマスターして、英語力に差をつけましょう!