stay は、edを付けるだけで過去形・過去分詞形になる規則動詞です。活用は非常にシンプルです。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | stay | I can't stay long. |
三単現形 (3rd Person Singular) | stays | He stays at his friend's house. |
過去形 (Past) | stayed | We stayed in a hotel. |
過去分詞形 (Past Participle) | stayed | How long have you stayed here? |
現在分詞形 (Present Participle) | staying | I'm staying with my aunt. |
stay をマスターする鍵は、その「カジュアルさ」と「一時的な滞在」のイメージを理解することです。
stay の本質は、ある場所に「一時的に身を置く」ことや、ある状態を「そのまま続ける」ことです。`remain`が持つ「周りが変化しても、それだけが残る」という硬いニュアンスとは異なり、`stay`はより日常的で、一時的な状況を表すのに最適な動詞です。
I'm going to stay at a hotel tonight.
(今夜はホテルに泊まる予定だ)Many mysteries remain to be solved.
(多くの謎が未解決のままである)「とどまる」というコアイメージが、様々な状況でどのように使われるか見ていきましょう。
場所を示す前置詞との組み合わせが重要です。
stay at [建物・施設]: ホテル、友人宅、駅など、比較的狭い場所・地点。
stay in [都市・国・屋内]: 都市や国など広い場所、または「家の中にいる」のように空間の内部。
stay with [人]: 人の家に泊まる。
例文:He is staying at a hotel near the airport.
(彼は空港の近くのホテルに滞在しています。)
a hotel
- 「ある一つのホテル」なので`a`。the airport
- 特定の空港なので`the`。
例文:I'm staying with my cousin for a few days.
(私は数日間、いとこの家に泊まっています。)
my cousin
- 所有格で特定。a few days
- 「2、3日」という期間を表す定型句。
例文:It's raining. Let's stay inside.
(雨が降っているね。家の中にいよう。)
inside
は「中に」という副詞なので、冠詞や前置詞は不要です。
特定の状態を「維持する」ことを表します。`remain + 形容詞`と意味は似ていますが、より口語的です。
例文:Please stay calm and explain the situation.
(落ち着いて状況を説明してください。)
the situation
- 今起きている特定の状況なので`the`。
例文:It's important to stay healthy by eating a balanced diet.
(バランスの取れた食事を摂ることで、健康を維持することが重要です。)
a balanced diet
- 「一つのバランスの取れた食事」なので`a`。
`stay`も句動詞として、日常生活でよく使われる表現をいくつか作ります。
stay up (夜更かしする): I stayed up late last night to watch a movie.
(昨夜は映画を見るために夜更かしした。)
a movie
- 不特定の「一本の映画」なので`a`。
stay away from (〜に近づかない、〜を避ける): You should stay away from junk food.
(ジャンクフードは避けるべきですよ。)
junk food
- 「ジャンクフード」という一般的な種類を指す不可算名詞なので、冠詞は付きません。
stay in ((遊びに行かずに)家にいる): I don't feel like going out, so I'll just stay in tonight.
(出かける気分じゃないから、今夜は家にいるよ。)
お疲れ様でした!`stay`が、日常会話で「とどまる」ことを表すための、非常に便利でカジュアルな動詞であることがお分かりいただけたでしょうか。
`stay`は友人との会話や旅行の計画など、リラックスした場面で大活躍します。このページの例文を参考に、ぜひあなたの日常で使ってみてください!