play は、edを付けるだけで過去形・過去分詞形になる規則動詞です。`y`の前が母音(a)なので、`y`は`i`に変わらずそのまま`ed`や`ing`を付けます。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | play | Let's play catch. |
三単現形 (3rd Person Singular) | plays | He plays the guitar. |
過去形 (Past) | played | We played cards. |
過去分詞形 (Past Participle) | played | I have never played golf. |
現在分詞形 (Present Participle) | playing | The children are playing outside. |
play をマスターする鍵は、その「楽しみのための活動」というイメージと、目的語によって冠詞の有無が決まるというルールを理解することです。
play の本質は、仕事や勉強とは異なり、「楽しみやレクリエーションのために、ある活動に従事する」ことです。子供の「遊び」から、大人の「スポーツ」や「ゲーム」、「楽器演奏」まで、ポジティブな気晴らしの感覚が根底にあります。
`play`の後ろに目的語が来る場合、その種類によって冠詞の有無が明確に決まっています。
I can play basketball.
She can play the flute.
「スポーツは裸、楽器はtheを被る」とイメージで覚えてしまいましょう。
サッカーや野球などのスポーツ、チェスやカードゲームなどのゲームをする、という使い方です。冠詞は付きません。
例文:My son plays video games after he finishes his homework.
(私の息子は宿題を終えた後、テレビゲームをします。)
video games
- 一般的な「テレビゲーム」という活動なので複数形・無冠詞。his homework
- 所有格で特定。
ピアノ、ギター、バイオリンなどの楽器を演奏する使い方です。楽器名の前には`the`が必要です。
例文:He is learning how to play the cello.
(彼はチェロの弾き方を習っています。)
the cello
- 楽器名の前なので`the`が付きます。
子供が「遊ぶ」という基本的な意味のほか、「役を演じる」「CDを再生する」など、様々な使い方があります。
例文:The children are playing in the park.
(子供たちは公園で遊んでいる。)
The children
- 特定の子供たち。the park
- 特定の公園。
例文:She played the lead role in the school play.
(彼女は学校の劇で主役を演じた。)
the lead role
- 特定の「主役」。the school play
- 特定の「学校の劇」。
例文:Could you play that song again?
(もう一度あの曲を再生してくれますか?)
that song
- 指示詞で特定。
お疲れ様でした!`play`の持つ「楽しむための活動」というコアイメージと、目的語による冠詞ルールの違いが、最も重要なポイントでした。
この冠詞ルールは、英語のテストでも会話でも頻出する超重要項目です。あなたの好きなスポーツや、演奏できる(またはしたい)楽器について、このルールを守って話す練習をしてみてください!