continue は、dを付けるだけで過去形・過去分詞形になる規則動詞です。活用は非常にシンプルです。
活用形 | 形 | 例文(クリックで発音) |
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原形 (Base Form) | continue | The show must continue. |
三単現形 (3rd Person Singular) | continues | The rain continues. |
過去形 (Past) | continued | He continued to work. |
過去分詞形 (Past Participle) | continued | The search has continued for days. |
現在分詞形 (Present Participle) | continuing | This is a continuing problem. |
continue をマスターする鍵は、その「途切れない線」のイメージを理解することです。
continue の本質は、一度始まった行為や状態が、途中で止まることなく「線のように、そのまま継続していく」イメージです。一時停止していたものを再開する場合も、もともとあった線を再び伸ばしていく感覚です。`start`が「点」なら、`continue`は「線」と言えます。
`start`や`begin`と同様に、後ろに動詞を続ける場合、`to do`(不定詞)と`-ing`(動名詞)のどちらを使っても、意味はほとんど変わりません。これは非常に便利で柔軟なルールです。
例文:It continued to rain all day. / It continued raining all day.
(一日中、雨が降り続いた。)
all day
は「一日中」という意味の副詞句なので、冠詞は付きません。
例文:She continued to work despite the headache.
(彼女は頭痛にもかかわらず働き続けた。)
the headache
- 彼女が感じていた特定の頭痛なので、定冠詞`the`が付きます。
議論や旅など、具体的な「活動(名詞)」を続けたり、雨や雪などが「続く」という使い方です。
例文:Let's continue this discussion tomorrow morning.
(この議論の続きは、明日の朝にしましょう。)
this discussion
- 指示詞で特定。tomorrow morning
- 副詞句なので冠詞なし。
例文:If the bad weather continues, we will have to cancel the event.
(もし悪天候が続くなら、私たちはそのイベントを中止しなければならないだろう。)
the bad weather
- 今まさに経験している特定の悪天候。the event
- 計画している特定のイベント。
To be continued... (続く): The first part of the story ends here... To be continued.
(物語の第一部はいったんここまで…続く。)
The first part of the story
- 特定の話の最初の部分。`To be continued`は、テレビ番組や連載小説の最後で使われる有名な定型句です。「続けられるべき」という未来への含みを持たせています。
お疲れ様でした!`continue`が、物事の「継続」を表すための、フォーマルで使いやすい動詞であることがお分かりいただけたでしょうか。
`continue`は、スピーチやビジネス文書で使うと、あなたの英語をより落ち着いた、知的な印象にしてくれます。あなたが「続けている」学習や習慣について、ぜひ`I continue to ...`の形で表現してみてください。