数えられない名詞を数える魔法 "a cup of ~"

これまで数えるのを諦めていた名詞も、このテクニックを使えば自由自在です。

「2つの水」「3つのアドバイス」って、どう言うの?

`water` (水), `paper` (紙), `advice` (助言) といった数えられない名詞。これらを具体的に数えたいとき、どうすれば良いのでしょうか?答えは簡単です。「入れ物」や「単位」となる言葉を借りてきて、それを数えるのです。

基本の形:`a` + [単位・容器] + `of` + [数えられない名詞]

この形がすべての基本です。そして、数を増やしたいときは `of` の前にある「単位・容器」の部分を複数形にします。`of` の後ろにある数えられない名詞は、決して複数形にならないので注意しましょう。

よく使われる「容器」+ `of`

飲み物や食べ物などによく使われる表現です。

よく使われる「形・量」+ `of`

パンや紙、チーズのように、決まった形のないものを「ひとかたまり」「一枚」として数えるときに使います。

抽象名詞に使える万能選手 "a piece of"

この表現は、目に見えるモノだけでなく、`advice` (助言), `information` (情報), `news` (知らせ), `furniture` (家具), `luck` (幸運) といった、目に見えない抽象的な名詞を数えるときに大活躍します。「ひとつの〜」と言いたいときに、非常に便利です。

まとめ

この `a [単位] of ~` という形をマスターすれば、数えられない名詞を恐れる必要はもうありません。特に、困ったときに助けてくれる `a piece of` は、ぜひ覚えておきましょう。これで、あなたの表現力はまた一段と豊かになりました。