結果の副詞節:「その結果…」を導く

「とても〜なので、その結果…だ」という因果関係を、スマートに表現します。

「原因」から「結果」へ

原因や理由を述べたなら、その「結果」どうなったのかも表現したいですよね。特に、「程度が甚だしい原因」が「特定の結果」を引き起こす、という強い因果関係を示す構文は、B2レベルを目指す上で必須の知識です。

① `so + 形容詞/副詞 + that ...`

「程度」を表す `so` と、「結果」を表す `that`節 がセットになった、非常に重要な構文です。「とても(形容詞/副詞)なので、その結果 that 以下のことが起こる」という意味を表します。

② `such + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + that ...`

`so` が形容詞や副詞を直接修飾したのに対し、`such` は「(a/an) + 形容詞 + 名詞」という名詞のカタマリ全体を修飾します。「とても〜な名詞なので、その結果…」という意味になります。

💡 名詞が数えられる単数形なら `such a/an ...`、複数形や数えられない名詞なら `such ...` となります。

`so` と `such` の使い分け

見分けるポイントは、うしろに「形容詞/副詞」が単独で来るか、「名詞のカタマリ」が来るかです。

まとめ

「とても〜なので…だ」という強い因果関係を表現したいとき、`so ... that ...` と `such ... that ...` は非常に強力な武器になります。`so` と `such` のどちらを使うかは、うしろに来る品詞の形で決まります。この使い分けをマスターして、表現力豊かな文章を作りましょう。