The Old Watch
Sara: I’ve always worn this watch, even though it doesn’t work anymore.
Leo: Looks old. Is it special?
Sara: It belonged to my grandfather. He’d had it since he was my age.
Leo: That’s amazing. So it’s been through a lot.
Sara: Yeah. He passed it to my dad, and now I’ve kept it with me ever since.
Leo: I get it. It’s not about the time—it’s about the story it’s carried.
ストーリー和訳
サラ: この時計、ずっとつけてるの。動いてないけど。
レオ: 古そうだね。何か特別なもの?
サラ: おじいちゃんのものだったの。彼が私くらいの年から持ってたんだって。
レオ: すごいね。じゃあ、いろんな時代を超えてきたんだ。
サラ: うん。お父さんに渡されて、それからずっと私が持ってる。
レオ: 分かるよ。これは時間じゃなくて、その中にある“物語”なんだね。
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前からチャンク理解
"I’ve always worn..."(ずっと身につけてきた)
→ "this watch."(この時計を)
ネイティブの感覚
`always`+完了形は、「いつからともなく、今までずっと続けてきたこと」を表す。感覚的には「自分の一部になっている」ような行動に使われやすい。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法の典型。`wear`は過去分詞で`worn`になるので注意。
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前からチャンク理解
"He’d had it..."(彼はそれを持っていた)
→ "since he was my age."(私くらいの年齢のころから)
ネイティブの感覚
`had had`(過去完了)は、「過去のある時点までずっと〜していた」ことを表す。ここでは「父が時計を持っていた状態」を、さらに過去の視点から振り返っている。
(補足)文法的な説明
`had had`は動詞`have`の過去完了形。時間軸が二重になっており、「過去の中のさらに前の状態」を示す。
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前からチャンク理解
"I’ve kept it..."(それをずっと手元に置いてきた)
→ "with me ever since."(それ以来、ずっと)
ネイティブの感覚
`ever since` は特定の過去の瞬間から現在までを“ぴったり”つなぐ言葉。完了形と組み合わせることで、「ずっと続いてきた」気持ちや行動の重みを表せる。
(補足)文法的な説明
`have kept`は「保ち続ける」動詞で、完了形で使用されると「その行動が継続している」ニュアンスが出る。`ever since`は完了形と非常に相性が良い時間表現。