A Dream, Almost Lost
Yuto: I’ve had this dream since I was a kid. But somewhere along the way, I stopped chasing it.
Akari: Why? What made you let it go?
Yuto: Life, I guess. I’ve worked jobs I didn’t care about, made choices just to survive.
Akari: But you’ve never forgotten that dream, have you?
Yuto: No. I’ve thought about it more than I’d like to admit. And now, I’ve decided to try again.
Akari: That dream’s been waiting for you. Maybe it never really left.
ストーリー和訳
ユウト: 子どものころから、この夢を持ってた。でも、途中で追うのをやめてしまった。
アカリ: どうして?何があったの?
ユウト: 現実かな。ただ生きるために、気持ちがない仕事を続けて、選択してきた。
アカリ: でも、その夢を忘れたことはなかったんだよね?
ユウト: うん。言葉にするのが恥ずかしいけど、ずっと考えてた。そして今、もう一度やってみようって決めたんだ。
アカリ: その夢は、きっとずっとあなたを待ってたんだよ。実は離れてなんかいなかったのかも。
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前からチャンク理解
"I’ve had this dream..."(この夢を持ち続けてきた)
→ "since I was a kid."(子どものころから)
ネイティブの感覚
完了形で「昔から今までずっと持っていた夢」を表す。途中で諦めかけたとしても、心から完全に消えたわけではない継続の気配。
(補足)文法的な説明
`have had` は現在完了「継続」用法。`since`は明確な始点を与え、そこから今までの保有状態を意味する。
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前からチャンク理解
"I’ve worked jobs..."(仕事をしてきた)
→ "I didn’t care about."(好きでもなかった)
ネイティブの感覚
過去の一連の経験を、完了形で表現している。「大事にしてこなかった仕事ばかりしてきた」という淡い後悔がにじむ。
(補足)文法的な説明
`have worked` は現在完了「経験」用法。どんな職をしてきたか、その積み重ねを伝える構文。
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前からチャンク理解
"I’ve thought about it..."(そのことを何度も考えてきた)
→ "more than I’d like to admit."(認めたくないほどに)
ネイティブの感覚
頭から離れなかった夢。完了形を使うことで、思考が“過去の一回”ではなく、今も続く心の在り方であることが伝わる。
(補足)文法的な説明
現在完了「経験+継続」的用法。思考が断続的に繰り返されてきた経過を含んでいる。