Unspoken Gratitude
Emi: I’ve always meant to thank him. But I never did.
Kai: For what?
Emi: He helped me when no one else did. He believed in me before I even believed in myself.
Kai: Sounds like he made a big difference in your life.
Emi: Yeah. I’ve carried that feeling for years. But when I had the chance... I just froze.
Kai: Maybe it’s not too late. Even if it’s just words now, they still matter.
ストーリー和訳
エミ: ずっと彼にお礼を言おうと思ってた。でも結局言えなかった。
カイ: なんのことで?
エミ: 誰も助けてくれなかったとき、彼だけは助けてくれたの。私自身が自分を信じる前から、彼は信じてくれてた。
カイ: すごい人だね。君の人生を変えたんだ。
エミ: うん。その感謝の気持ちを、何年も抱えてきた。でも、伝えるチャンスが来たとき…固まっちゃった。
カイ: まだ遅くないかもよ。たとえ言葉だけでも、きっと意味はあるよ。
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前からチャンク理解
"I've always meant to thank him..."(ずっとお礼を言おうと思ってた)
→ "But I never did."(でも言えなかった)
ネイティブの感覚
「I've always meant to」は「そうしようという気持ちが常にあった」ことを現在完了で表現。実際には行動に移せていないという未完の感情がにじむ。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法。mean to ~ は「〜するつもりである」。その意志が過去からずっと続いていたが、実現はしなかった。
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前からチャンク理解
"I've carried that feeling..."(その気持ちを抱えてきた)
→ "for years."(何年も)
ネイティブの感覚
「過去に感じた感謝」が今も続いていることを示す完了形。`for years` が「時間の幅」として、心の重さ・持続性を強く印象づける。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法。for + 期間とともに使うことで、過去から現在まで続いている状態を明確にする。
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前からチャンク理解
"When I had the chance..."(チャンスがあったとき)
→ "I just froze."(私は固まってしまった)
ネイティブの感覚
ここでは過去形の中に、完了形で継続してきた感情がぶつかっている。行動しようとしていた完了形(上文)に対して、実際には動けなかったという過去形。この対比で“後悔”がよりリアルに浮かぶ。
(補足)文法的な説明
過去完了は使われていないが、文脈上の流れから、完了形的な継続感(感情)と過去の瞬間的行動(freeze)のコントラストが効いている。