Parallel Lines
Yuto: I’ve always wanted to understand her. I really have. But I guess I never did.
Minami: Same here. I’ve tried to meet her halfway, but it always felt like we were speaking different languages.
Yuto: I’ve read her messages again and again, hoping to see what I missed.
Minami: And I’ve thought about what I could’ve said differently. What I should’ve said.
Yuto: We’ve had time... but maybe not the right timing.
Minami: Yeah. We’ve been close, but never quite close enough.
ストーリー和訳
ユウト: ずっと彼女のことを理解したかった。本当に。でも結局、わからなかったんだと思う。
ミナミ: 私も。同じ気持ちだった。歩み寄ろうとしたけど、いつも違う言語を話してるみたいだった。
ユウト: 彼女のメッセージを何度も読み返したよ。見落としてた何かを探すように。
ミナミ: 私も、あの時どう言えばよかったのか…ずっと考えてる。
ユウト: 時間はあったんだ。でも、“タイミング”はなかったのかもね。
ミナミ: うん。近くにいたけど、本当には近づけなかった気がする。
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前からチャンク理解
"I've always wanted..."(ずっと〜したかった)
→ "to understand her."(彼女を理解すること)
ネイティブの感覚
完了形と `always` の組み合わせは、「継続する想い」「ずっと抱えてきた願い」を表す。単なる過去ではなく、“今も続いている未完の気持ち”として響く。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法。want の後に to不定詞で目的を補足し、常に持ち続けた気持ちを伝える。
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前からチャンク理解
"I've read her messages..."(彼女のメッセージを読んできた)
→ "again and again."(何度も何度も)
ネイティブの感覚
何度も繰り返す行動が、心残りや後悔、願いを感じさせる。`again and again` は、行為の数ではなく“感情の深さ”を強調する働きを持つ。
(補足)文法的な説明
現在完了「経験の繰り返し」用法。副詞句により、単なる一度の経験ではなく“蓄積”や“執着”が伝えられる。
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前からチャンク理解
"We've been close..."(私たちは近かった)
→ "but never quite close enough."(でも本当には近づけなかった)
ネイティブの感覚
完了形が示すのは「今にまで続く関係の形」。近かった日々は確かにあった——でも“十分ではなかった”という不完全さがにじむ。
(補足)文法的な説明
現在完了「継続」用法。状態動詞 `be` を完了形にし、「過去から現在にかけての関係性」を描写している。